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SNAPSHOT 2026-10-12 07:30 JST

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📡 Signal|ナスダックの新セッションは東京の午後に重なる——米国株が閉まるのは日本時間の1時間だけになる

ナスダックが米国株の23時間取引を12月6日開始目標に置いている。追加される夜間セッションは日本時間の11:00〜18:00で、東京の昼休みと後場を丸ごと覆う。米国株が閉まるのは日本時間で1時間だけになり、「時間外」という区分が働かなくなる。

LiveMakers Editorial Desk

📡 Signal|ナスダックの新セッションは東京の午後に重なる——米国株が閉まるのは日本時間の1時間だけになる

ナスダックが、米国株の取引を1日23時間・週5日へ広げる計画の開始目標を12月6日に置いている。既存の4:00〜20:00(米東部時間)の枠は変えず、21:00から翌4:00までの新しいセッションを足す形だ。米証券取引委員会(SEC)は、この枠組みそのものを4月10日に承認している。

Looking Ahead to Extended Trading – SEC Approves Nasdaq's "23/5" Trading Proposal(Simpson Thacher/2026年4月10日承認・Release No. 34-105199、File No. SR-Nasdaq-2025-109、Day Session 4:00〜20:00 と Night Session 21:00〜翌4:00、夜間の機能・注文種別が限定されることを確認)stblaw.com

日本から見ると、この追加分の時間帯は真夜中ではない。東京の昼だ。米国株が閉まっている時間は日本時間の午前10時から11時までの1時間だけになり、「時間外」という区分が日本の投資家にとって意味を失う。

承認されているもの、まだ残っているもの

SEC が4月10日に承認したのは、ナスダックの23/5提案(Release No. 34-105199、File No. SR-Nasdaq-2025-109)である。承認された構造はこうだ。

  • Day Session: 4:00〜20:00(米東部時間)
  • 休止: 20:00〜21:00
  • Night Session: 21:00〜翌4:00

間の1時間は保守と検証、そしてコーポレートアクションの処理と日付の切り替えに充てられる。取引週は日曜21:00に始まり、金曜20:00に終わる。

ただし、承認は開始の許可と同じではない。株式のデータプラン各社が、夜間の気配値と約定情報を収集・統合・処理・配信できることを確認する必要があり、証券情報処理業者(SIP)が夜間に稼働できることの確認も要る。これらが満たされたあとで、ナスダックは改めて規則変更を申請し、SEC の承認を得る手順になっている。

12月6日は、その前提が揃うことを見込んだ開始目標だ。ナスダックの会長兼 CEO であるアデナ・フリードマン氏は、12月6日時点で統合テープと市場データが利用可能になると述べている。

東京から見た時計

12月の米東部は標準時で、日本時間はその14時間先になる。承認された時間割を日本時間に置き換えると、こうなる。

  • Day Session: 日本時間 18:00〜翌10:00
  • 休止: 日本時間 10:00〜11:00
  • Night Session: 日本時間 11:00〜18:00

東京証券取引所の立会時間は前場が9:00〜11:30、後場が12:30〜15:30。米国株が閉まる唯一の1時間は、東京の前場のただ中に来る。そして新設される Night Session は、東京の昼休みと後場の全部、さらに大引け後まで丸ごと覆う。

日本の投資家にとって、米国株は「夜に起きて触るもの」だった。この時間割では、日中に触れないのが午前中の1時間だけになる。取引所が増えるのではなく、生活時間と市場時間の重なり方が変わる。

夜の板は、昼の板と同じではない

時間が延びることと、同じ市場が24時間あることは別だ。

承認された枠組みでは、Night Session で使える機能と注文種別は Day Session より限定される。既存の 4:00〜9:30 のプレマーケットや 16:00〜20:00 のアフターマーケットで機能が絞られているのと同じ考え方で、夜間も絞られた板になる。

薄い板で長時間開いている市場は、価格が付く時間が増えることと、価格が振れやすい時間が増えることを同時に意味する。東京の後場と重なる時間帯に米国株の値が動くようになれば、日本株と米国株の相互参照も、これまでとは違う順序で起きる。

どの程度の流動性がその時間帯に来るかは、開いてみるまで分からない。分からないまま、時計だけが先に変わる。

今後48-72時間

  • データプランと SIP の夜間稼働について、確認の進捗が公表されるか
  • ナスダックが、承認の前提となる新しい規則変更の申請を出すか
  • 他の取引所が、同じ時間帯の開設で追随する動きを示すか

「時間外」という言葉は、市場が閉まっている時間があることを前提にしている。閉まっている時間が1時間になったとき、その前提はもう説明として働かない。

🔗 一次ソース

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