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SNAPSHOT 2026-10-12 18:03 JST

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📡 Signal|Pando の現物 Solana ETF、香港で2本目の上場へ

Pando Finance の現物 Solana ETF (2831) が10月13日に香港で上場予定。香港で2本目、運用報酬0.60%・ステーキングなし。ステーキングを取り込む米国の BSOL と設計が分かれた。

LiveMakers Editorial Desk

📡 Signal|Pando の現物 Solana ETF、香港で2本目の上場へ

香港の運用会社 Pando Finance の現物 Solana ETF「Pando Solana ETF」(銘柄コード 2831) が、10月13日に香港取引所 (HKEX) のメインボードへ上場する予定だ。香港の現物 SOL ETF は、2025年10月27日に上場した華夏基金 (ChinaAMC) の商品 (3460) に続いて2本目になる。

商品の中身は、HKEX の開示サイトに出た目論見書と商品概要で確かめられる。運用報酬は年0.60%、報酬と費用を合わせた年間コストの見込みは1.60%で、保有する SOL はステーキングに回さない。米国の SOL ETF との違いは、この最後の一点に集まっている。

2831 の中身: 香港ドルで買う、ステーキングなしの SOL

目論見書によれば、2831 は米ドルを基準通貨とし、取引は香港ドル建ての1本だけで行う。売買単位は100口。当初の募集期間 (10月6日〜12日) の発行価格は1口1米ドルで、12日午後4時時点の参考基準価額は1口7.847446香港ドルだった。上場初日の取引前の時間帯には、この参考値が使われる。

連動を目指す指標は CME CF の SOL・ドル参照レートのアジア太平洋版で、香港時間の午後4時に算出される。保管と事務は BOCI-Prudential Trustee が担い、SOL そのものは副保管会社の HashKey Custody Services が預かる。商品概要は「保有する SOL をステーキングしない」と明記し、デリバティブとレバレッジも使わない。分配金は出さない方針だ。

年間コストの見込み1.60%は、2027年10月13日までは上限として運用会社が超過分を負担する。内訳は運用報酬0.60%と、保管・事務の報酬 (最大年1%) などだ。

Pando の BTC・ETH に続く3本目、香港 SOL は2本目

Pando にとって、香港での現物の暗号資産 ETF は3本目になる。同じ目論見書に収められた Pando Bitcoin ETF (2818) は2025年7月18日、Pando Ethereum ETF (3085) は2025年12月3日に上場している。BTC と ETH で作った器に、時価総額で上位の SOL を足した形だ。

先行する華夏基金の Solana ETF (3460) は、香港ドル、人民元、米ドルの3つの通貨で売買でき、年間コストは1.99%、こちらもステーキングをしない。香港証券先物委員会 (SFC) は年報で、これをアジア初の現物 Solana ETF として認可したと記している。2本目の 2831 は、コストを0.39ポイント下回る一方、売買できる通貨は香港ドルだけに絞った。

米国の SOL ETF と分かれた設計: ステーキング利回りの有無

同じ SOL の現物 ETF でも、米国の商品は設計が違う。2025年10月28日に取引を始めた Bitwise の BSOL は、名前のとおり保有する SOL をステーキングし、その報酬をファンドに取り込む。スポンサー報酬は年0.20%で、運用資産は2026年10月8日時点で約12億ドルだった。

香港の2本はどちらもステーキングをしない。SOL はネットワークの検証に資産を預けると報酬が生じる設計の資産で、保有するだけの ETF と、報酬まで取り込む ETF とでは、同じ値動きを追っても投資家の手元に残るものが違ってくる。香港の商品の強みは、アジアの取引時間に香港ドルで、証券口座からそのまま SOL の価格に触れられる点にある。

BTC と ETH の現物 ETF が香港と米国の両方にそろった後、上位のアルトコインへ広がる段階で、市場ごとに商品の設計が分かれ始めている。

13日の初値と HKEXnews の開示

確認先は HKEX の開示サイト HKEXnews の 2831 の開示一覧と、10月13日の取引の結果だ。上場初日の売買代金と、その後に公表される基準価額の推移が、アジア時間の SOL の需要がどれだけあるかを測る最初のデータになる。華夏基金の 3460 とのコスト差に、香港ドル1本の設計がどう効くのかも、ここから読める。

ことば

  • 現物 ETF — 対象の資産そのものを保有し、その価格に連動するよう運用する上場投資信託。証券口座から株と同じように売買でき、暗号資産の取引所の口座がなくても値動きに触れられる。
  • ステーキング — SOL のようなプルーフ・オブ・ステーク型のネットワークで、保有する資産を検証の担保に預けて報酬を得る仕組み。米国の一部の SOL ETF はこれを取り込み、香港の2本は取り込まない。
  • 参考基準価額 (indicative NAV) — ETF が保有する資産の価値を1口あたりで示す参考値。上場初日の取引前の時間帯の価格の目安に使われる。

🔗 一次ソース

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