SNAPSHOT
BTC/USD$82,357+0.7%
ETH/USD$2,453.60+1.0%
Coinbase(perp)$183.36+6.0%
S&P 500(perp)7,745.40+0.3%
米テック100(perp)29,952.00-0.1%
日経225(perp)65,661-1.5%
EUR/USD(perp)1.1218+0.5%
USD/JPY(perp)158.040-0.1%
Gold(perp)$4,176.20+1.8%
WTI(perp)$96.24+2.4%
米10年金利5.10%-1.7%
BTCボラティリティ(BVIV)40.59-0.9%
審査状態: auto_collectedソース: collected_liveas-of 05:03 JSTパケットID: alt20_2026101605トップの市場価格は Hyperliquid 上の先物(perp)価格です(米10年金利は米財務省)
SNAPSHOT 2026-10-16 05:03 JST

Signal

📡 Signal|ソースネクスト、会員 API 悪用で2,251万件流出の可能性

ソースネクストで会員情報取得 API が不正に使われ、顧客情報2,251万9,960件が漏洩した可能性。メールアドレスとパスワードの組み合わせも含まれ、攻撃は3連休をまたいで4日余り続いた。

LiveMakers 編集デスク

📡 Signal|ソースネクスト、会員 API 悪用で2,251万件流出の可能性

年賀状ソフトなどを手がけるソースネクストは10月15日、自社サイトへの不正アクセスで、顧客の個人情報2,251万9,960件が漏洩した可能性があると発表した。第三者が「会員情報取得 API」を不正に使い、10月9日の午前10時ごろから13日の13時36分までの4日余り、登録者の情報を引き出していた。

漏れた可能性がある情報には、メールアドレスとパスワードの組み合わせが含まれる。カード情報はこのシステムに保持しておらず、対象外だ。画面のログインを破るのではなく、会員情報を返す API そのものが大量の持ち出しの通り道になった。

3連休をまたいだ4日間

同社によると、不正アクセスは10月9日 (金) の午前10時ごろに始まり、13日 (火) の午前9時ごろに判明した。封じ込めを終えたのは同日13時36分で、それ以降の不正アクセスは確認されていない。間の10月12日はスポーツの日で、攻撃は土日と祝日の3連休をまたいでいた。

続いた時間は約99.6時間になる。2,251万9,960件をこの時間で単純に割ると、毎秒60件あまりの情報が引き出され続けた計算だ。

漏洩した可能性がある項目は次のとおりで、登録内容によって人ごとに異なる。

  • メールアドレス、パスワード
  • 氏名、フリガナ、住所、性別、電話番号、FAX 番号、生年月日
  • 会社名、役職名、部署名
  • 加入しているサービス、登録日、最終ログイン日などのシステム上の情報

同社は10月15日に個人情報保護委員会へ報告し、16日に警察へ被害を届け出るとしている。現時点で、漏れた情報が悪用されたという記載はない。

パスワードの扱いは書かれていない

利用者がまず確かめるべきは、パスワードが漏洩の項目に入っている点だ。発表は、パスワードがどのような形 (暗号化やハッシュ化) で保存されていたかを書いていない。同社はソースネクストのアカウントのログイン時にパスワードの再設定を求めている。

同じメールアドレスとパスワードの組み合わせを他のサービスで使っている場合、そちらも変えるよう同社は呼びかけている。漏れた組み合わせを他のサイトで順に試す攻撃 (リスト型攻撃) では、元のサービスで再設定しても、使い回した先の口座は守れないためだ。会社名や部署名まで含むため、取引先を装ったメールや電話にも注意が要る。

ソースネクストは2023年2月にも、直販サイトの改ざんでクレジットカード情報が漏れたと公表している。今回狙われたのは、会員の基本情報とログイン情報の側だ。

API が狙われる流れ

API を通じた大量取得は、10月に入って日本の情報セキュリティの調整機関 JPCERT/CC が注意を促している手口と重なる。JPCERT/CC は10月8日の注意喚起で、9月前後に国内組織で相次いだ不正アクセスの事例として、公開アプリを解析して API の接続先や鍵を見つけ、内部向けの API を狙う手口を挙げた。

推奨策の最初に挙がるのは、API への要求回数を制限すること (レート制限) と、ログインやパスワード再設定、検索などの重要な機能にはより厳しい制限をかけることだ。毎秒60件あまりという今回のペースは、この制限が何のためにあるかを示す数字になる。ソースネクストは、どのように API が不正に使われたかを明らかにしておらず、システム全体の緊急点検を進めているとしている。

同じ15日には、千葉市の酒販店いまでやも、自社で作った Shopify 連携アプリの API トークンが悪用されて顧客情報が抜き取られていたと公表した (Signal)。API は、使い勝手のために作った出入口が、そのまま大量の持ち出しの出口にもなる。

次に見るもの

確認できる次の一点は、ソースネクストの同じお知らせページの続報だ。API がどのように不正に使われたか、パスワードの保存の形、16日に予定する警察への届け出の結果が書き加えられるかを見る。

もう一つは、JPCERT/CC の注意喚起 (JPCERT-AT-2026-0030) の更新だ。API の悪用の事例が追加されるかで、同じ型の被害がどこまで広がっているかが測れる。

ことば

  • API — ソフトやサービスどうしがデータをやり取りするための窓口。アプリやサイトの裏側で会員情報などを返す役目を持ち、守りが弱いと外から直接データを引き出される。
  • レート制限 — 一定時間に受け付ける要求の回数に上限を設ける仕組み。大量の連続した要求を止め、情報の一括持ち出しや総当たりの攻撃を防ぐ。
  • リスト型攻撃 — 他のサービスから漏れたメールアドレスとパスワードの組み合わせを、別のサイトのログインに次々と試す攻撃。パスワードの使い回しがあると被害が広がる。

🔗 一次ソース

関連記事