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SNAPSHOT 2026-10-17 07:30 JST

Signal

📡 Signal|イーサリアム Glamsterdam、Hoodi テストネットでの有効化が決定

Glamsterdam が10月26日 (UTC) に Hoodi で有効化、ガス上限の既定は2億へ。Sepolia ではガス上限がすでにほぼ2億に。メインネットの日程は未定。

LiveMakers 編集デスク

📡 Signal|イーサリアム Glamsterdam、Hoodi テストネットでの有効化が決定

イーサリアム財団は10月16日、次期アップグレード「Glamsterdam」を、2 つ目のテストネット Hoodi で10月26日 17時42分48秒 (UTC・日本時間 27日 2時42分48秒) に有効にすると告知した。同じエポック (132352) から、Hoodi のガス上限の既定の希望値も 6,000 万から 2 億に上がる。

10月6日に Sepolia で始まった試験が、次の段に進む。Sepolia ではガス上限がすでに 2 億近くで動いており、Hoodi はメインネットに近い規模のバリデーターで同じ試験を繰り返す場になる。メインネットの日程は、今回も「まだ決まっていない」とされた。

Sepolia での有効化と、ガス上限が既定の希望値で段階的に上がるしくみは10月6日の Signal で書いた。その時点で未定だった Hoodi の日程が、今回入った。

Sepolia のガス上限は2億近くに

10月6日の時点では、Sepolia のガス上限が 6,000 万から 2 億へ上がり切るかは、各バリデーターのクライアントが 2 億を希望するかどうかにかかっていた。編集部で10月17日朝に Sepolia の最新ブロック (11,930,578) を確認すると、ガス上限は 199,999,046 で、2 億の目標にほぼ届いていた。このブロックの実際の使用量は約 7,514 万で、6,000 万の旧上限を超える量がすでに 1 ブロックに入っている。

同じ時点で、Hoodi とメインネットのガス上限はどちらも 6,000 万だった。Hoodi では10月27日の有効化から、同じ押し上げが始まる。財団は、Hoodi の 2 億も Sepolia と同じく EIP-8261 (合意ルールを変えない情報提供型の EIP) にもとづく既定値だとしている。

Hoodi で何が試されるか

Glamsterdam は、実行層の Amsterdam と合意層の Gloas をまとめた呼び名だ。中心は、ブロックを組む builder と提案者の分担をプロトコルに組み込む EIP-7732 (ePBS) と、ブロックが触る口座と記憶領域を先に一覧にする EIP-7928 (ブロック単位のアクセスリスト) の 2 本。新しい状態を作る費用を別に量る EIP-8037 や、状態の読み書きの費用を見直す EIP-8038 など、ガスの価格付けの変更も多く入る。

告知が挙げた Hoodi 向けのクライアントは、合意層が Lodestar 1.50.0、Nimbus 26.10.1、Prysm v7.3.0、Teku 26.10.1、実行層が Besu 26.10.0、Ethrex 30.0.0-rc.2、Nethermind 2.2.0 だ。Grandine、Lighthouse、Erigon、go-ethereum、Reth は版の番号がまだ空欄で、財団は「Hoodi の Glamsterdam 対応を明記したリリースだけを使う」よう求めている。Hoodi のバリデーターは、ビーコンノードとバリデータークライアントの両方を有効化の前に更新する必要がある。

イーサリアムのバグ報奨金の対象には、Glamsterdam の仕様と EIP が入った。各クライアントの実装も、告知の表に版が載った時点で対象になる。

メインネットまでの距離

財団の告知は、メインネットの有効化の日はまだ決まっておらず、この告知はメインネットのアップグレードを予定するものではないと書く。メインネットの利用者や ETH の保有者がこの告知で何かをする必要はない。

それでも、日程の段は一つ進んだ。テストネットで順に有効にしてからメインネットに入るのは、イーサリアムの大型アップグレードの通常の手順で、Hoodi で大きな不具合が出なければ、次の判断はメインネットの日付になる。ガスの価格付けが変わるため、財団は固定のガス量を前提にしたスマートコントラクトやツールの開発者に、Sepolia と Hoodi で試すよう求めている。L1 の処理量を上げる道筋は、Sepolia で数字になり、Hoodi で規模を広げて確かめる段に入った。

次に見るもの

確認できる次の一点は、日本時間10月27日 2時42分48秒の有効化の後、Hoodi のブロックに記録されるガス上限が 6,000 万から 2 億へ上がっていくかどうかだ。Hoodi のブロックエクスプローラーで追える。その先は、ethereum/pm リポジトリの全クライアント開発者会議 (ACD) の記録と、メタ EIP の EIP-7773 の有効化の表に、メインネットの日付が入るかを見る。

ことば

  • Hoodi — イーサリアムのテストネットの一つ。2025 年に始まり、バリデーターの数をメインネットに近い規模にして、ステーキングやアップグレードの試験に使われる。Sepolia の次に Glamsterdam を有効にする。
  • ブロック単位のアクセスリスト (EIP-7928) — ブロックが読み書きする口座と記憶領域、取引後の状態の変化をブロックに記録する変更。ノードが状態の読み込みや検証を並行して進められるようになり、大きなブロックを扱う前提になる。

🔗 一次ソース

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