SNAPSHOT
BTC/USD—
ETH/USD—
Coinbase(perp)—
S&P 500(perp)—
米テック100(perp)—
日経225(perp)—
EUR/USD(perp)—
USD/JPY(perp)—
Gold(perp)—
WTI(perp)—
米10年金利—
BTCボラティリティ(BVIV)—
審査状態: reviewed_fixtureソース: fixture_onlyas-of 23:03 JSTパケットID: sess_20261011_2303_93c225caトップの市場価格は Hyperliquid 上の先物(perp)価格です(米10年金利は米財務省)
SNAPSHOT 07:58 JST

Signal

📡 Signal|Telegram の非管理型ウォレット「Money」、全利用者へ展開開始

Telegram の非管理型ウォレットが「Money」の名で全利用者への展開を始めた。TON の基軸トークン Gram の保管と送金、ギフトやユーザー名の購入に使える。

LiveMakers 編集デスク

📡 Signal|Telegram の非管理型ウォレット「Money」、全利用者へ展開開始

Telegram の中で暗号資産ウォレットを提供してきた Walt (旧 Wallet) は10月9日、Telegram の非管理型ウォレットが「Money」という名前になり、メッセンジャーの中で10億人を超える利用者へ広く展開し始めたと告知した。一部の利用者に限っていた提供を、全員に開く。

Walt (旧 Wallet) 公式チャンネル:Telegram is launching its wallet for everyone (2026年10月9日)Telegram

Money で扱うのは、TON ブロックチェーンの基軸トークン Gram (6月に Toncoin から改名) だ。保管と送金のほか、Telegram 内のギフトや取引可能なユーザー名の購入に使える。秘密鍵を利用者自身が持つ型のウォレットが、別のアプリを入れずにメッセンジャーの標準機能として配られる。Durov 氏は7月の予告で、これを史上最大の非管理型ウォレットの展開と呼んでいた。速報は 10月10日の記事 で伝えた。

予告から3か月で全員へ

順序を追うと、計画は夏から公表されていた。Telegram 創業者の Pavel Durov 氏は7月21日、自身のチャンネルで、非管理型の Gram ウォレットを「すべての Telegram アプリ」に組み込み、10億人を超える利用者に手数料ゼロの即時送金を届けると予告した。8月31日には、一部の利用者向けに提供を始め、数週間で全利用者へ順に広げると書いた。ウォレットを動かすスマートコントラクトはバリデーターの承認を受けており、今後の更新で面倒な移行は要らなくなるとも説明している。

9月28日には、それまで Telegram の設定画面にあった Wallet が Walt に名前を変えた。Walt は「設定画面のウォレット」の役目を Gram のウォレットに譲り、自らは取引や投資の機能を持つ別のサービスとして残る。10月9日の告知は、その空いた場所に入るウォレットの名前が Money に決まり、提供が全員に広がったことを伝えるものだった。

預ける財布と、自分で持つ財布

Money は利用者が自分の鍵で資産を持つ型だ。事業者が資産を預かる型のウォレットと違い、事業者が凍結や払い戻しの判断をする余地は小さくなる。そのかわり、鍵を失ったときの責任も利用者に移る。

Walt の告知によると、Money の画面は誰かから送金を受けたときに現れる。Walt から Money への入金は即時でネットワーク手数料がかからない。取引や投資は Walt、Gram の保管と送金は Money という分担になる。

BTC や ETH を自分で管理する場合、多くの人は別のウォレットアプリを入れ、復元用の語句を控えるところから始める。Money はその手順をメッセンジャーの送金体験に埋め込む。普及の速さを左右するのは技術よりも入口の数で、その入口を10億人規模で一度に開ける事業者は限られている。

次に見るもの

確認先は Telegram 公式の発信だ。今回の名前と全面展開を告げたのは Walt のチャンネルで、Telegram 本体の公式ブログには10月11日時点で Money を紹介する記事がまだない。Telegram が月例の更新告知で Money を正式に紹介するか、その際に対応する資産の範囲 (Gram 以外のトークンを扱うか) と、提供する国や地域の条件を示すかを見る。

ことば

  • 非管理型ウォレット — 資産を動かすための秘密鍵を利用者自身が持つ型のウォレット。事業者が資産を預からない代わりに、鍵をなくすと本人以外に取り戻す手段がない。
  • Gram — TON ブロックチェーンの基軸トークン。2026年6月の投票 (賛成81.22%) で Toncoin から改名され、ティッカーも TON から GRAM に変わった。チェーンの名前と残高はそのまま。

🔗 一次ソース

関連記事