SNAPSHOT
BTC/USD$82,482+1.1%
ETH/USD$2,459.44+1.9%
Coinbaseperp$182.84+6.3%
S&P 500perp7,743.80+0.5%
米テック100perp29,918.00+0.2%
日経225perp65,521-1.3%
EUR/USDperp1.1217+0.4%
USD/JPYperp157.980-0.1%
Goldperp$4,169.20+1.4%
WTIperp$96.11+2.5%
ç±³10幎金利5.10%-1.7%
BTCボラティリティBVIV40.53-1.0%
審査状態: auto_collected゜ヌス: collected_liveas-of 07:30 JSTパケットID: alt20_2026101607トップの垂堎䟡栌は Hyperliquid 䞊の先物perp䟡栌です米10幎金利は米財務省
SNAPSHOT 2026-10-16 07:30 JST

Signal

📡 SignalEBA、USDC を MiCA 初の「重芁な」電子マネヌトヌクンに指定

EBA が USDC を MiCA 初の重芁な電子マネヌトヌクンに指定。11月12日から準備資産や自己資本の監督が ACPR から EBA に移り、預金比率の論点が具䜓化する。

LiveMakers 線集デスク

📡 SignalEBA、USDC を MiCA 初の「重芁な」電子マネヌトヌクンに指定

欧州銀行監督機構 (EBA) は10月14日、Circle の欧州法人 Circle Internet Financial Europe SAS が発行する USDC を、EU の暗号資産垂堎芏則 (MiCA) 䞊の「重芁な」電子マネヌトヌクン (EMT) に指定したず発衚した。MiCA のもずで EU に届け出られた EMT は 45 あり、重芁指定を受けたのは USDC が初めおになる。

11月12日から、USDC の自己資本、準備資産、流動性、再建ず償還の蚈画の監督は、フランスの健党性監督砎綻凊理機構 (ACPR) から EBA に移る。ドル建おステヌブルコむンの裏付け資産の管理を、䞀囜の圓局ではなく EU の銀行監督機関が盎接芋る最初の䟋になる。ステヌブルコむンの準備金をどれだけ銀行預金に眮かせるかずいう、銀行ず暗号資産の境目の論点も、この指定で具䜓の発行䜓に圓たり始める。

ACPR ず EBA の監督の線匕き

MiCA は、重芁な EMT の発行䜓を EBA ず各囜圓局の二重監督に眮く (117条)。EBA の発衚によるず、移るのは自己資本、準備資産、流動性芁件、再建ず償還の蚈画の 4 分野だ。ガバナンス、適栌株䞻、経営陣の適栌性審査、倖郚委蚗、利益盞反は匕き続き ACPR が監督する。

条文の手順では、EBA の決定の通知から 20 営業日以内に監督責任が移る (56条6項)。EBA はこの日を11月12日ず瀺し、ACPR ず移行を進めるずしおいる。指定は固定でもない。EBA は毎幎、基準を満たし続けおいるかを芋盎す (56条8項)。

USDC は EU では Circle Internet Financial Europe SAS が、米囜では Circle Internet Financial, LLC が発行する。EBA はこの囜境をたたぐ発行を監督するため、ニュヌペヌク州金融サヌビス局 (NYDFS) ず芚曞を結んだず今回の発衚で明蚘した。この芚曞自䜓は6月2日に公衚枈みで、ステヌブルコむンに関する情報亀換、監督の協調、危機時の連携を定めおいる。

指定で䞊乗せされる芁件

䞊乗せの䞭身は MiCA 58条に曞かれおいる。電子マネヌ機関が重芁な EMT を発行する堎合、電子マネヌ指什の資金保党 (7条) ず自己資本 (5条) の芏定に代えお、本来は資産参照型トヌクン (ART) 向けに䜜られた芁件が適甚される。

  • 準備資産: 構成ず管理 (36条)、保管 (37条)、運甚 (38条) の芏定に埓う
  • 流動性: 償還の請求に応えるための流動性管理の方針を持ち、流動性のストレステストを定期的に行う (45条3項・4項)
  • 自己資本: 準備資産の平均額の 3% を基準にする (45条5項)。普通株匏等 Tier1 で積む必芁があり (35条2項)、リスク評䟡に応じお圓局は最倧 20% の䞊乗せを (35条3項)、ストレステストの結果に応じお 20〜40% の䞊乗せを (35条5項) 求められる
  • 報酬ず保管: リスクを緩める動機を生たない報酬方針を持ち、グルヌプ倖を含む耇数の暗号資産サヌビス事業者がトヌクンを保管できるようにする (45条1項・2項)
  • 監査: 準備資産の独立監査を、指定の決定日から 6 か月ごずに受ける (58条1項)

再建蚈画ず償還蚈画は、重芁かどうかにかかわらず EMT の発行䜓すべおに矩務がある (55条)。今回倉わるのは、その守り方を EBA が盎接監督する点だ (117条4項)。

7 基準のどれを満たしたかは瀺されおいない

重芁指定の基準は 43条1項の 7 ぀で、3 ぀以䞊を満たすず指定される (56条1項)。保有者 1,000 䞇超、発行額・時䟡総額・準備資産のいずれかが 50 億ナヌロ超、1 日平均の取匕が 250 䞇件か぀ 5 億ナヌロ超、発行䜓が EU のデゞタル垂堎法 (DMA) で「ゲヌトキヌパヌ」に指定されおいるこず、囜際的な掻動の倧きさ、金融システムずの぀ながり、同じ発行䜓が別のトヌクンも発行し暗号資産サヌビスも提䟛しおいるこず、の 7 ぀だ。

EBA は USDC がどの 3 ぀に圓たったかを発衚で明らかにしおいない。条文は、同じトヌクンを耇数の発行䜓が出す堎合はデヌタを合算しお刀定するず定める (56条2項)。EU ず米囜の 2 法人が出す USDC にこれがどう効いたかも、発衚からは読めない。

芏暡の目安はある。DefiLlama の集蚈で、USDC の流通量は10月15日時点で玄 727 億ドル。ドル建おステヌブルコむンでは、玄 1,839 億ドルの USDT に次ぐ 2 䜍にあたる。Circle の欧州法人はナヌロ建おの EURC も発行し、2026幎4月にはフランス金融垂堎庁 (AMF) から暗号資産サヌビスの免蚱も埗おいる。䞀方、Circle が7月10日に公衚し9月15日に改蚂した USDC の MiCA 癜曞は「USDC は重芁な EMT に圓たらない」ず曞いおいた。その蚘述は1か月で過去のものになった。

銀行預金 60% をめぐる芋盎し論

指定の重みは、準備金の眮き堎所に出る。MiCA は EMT の発行䜓に、受け取った資金の 30% 以䞊を銀行の分別口座に預けるよう求める (54条)。Circle は10月1日に公衚した MiCA 芋盎しぞの意芋曞で、この比率は重芁な EMT では 60% に䞊がるず説明し、銀行郚門の信甚リスクず取匕先リスクぞのさらし方を増やすずしお、欧州䞭倮銀行 (ECB) ず同様に最䜎預金芁件の再考を求めた。同じ意芋曞で Circle は、EBA の技術基準で入った 2 ぀の集䞭芏制、぀たり単䞀の囜の囜債ぞの 35% 䞊限ず、預け先 1 行あたり銀行総資産の 1.5% 䞊限の撀廃も求めおいる。

新たな監督者になる EBA も、9月24日の MiCA 芋盎しぞの回答で、準備金のうち預金ずしお持぀最䜎額は芋盎すべきだずした。同時に、域倖の発行䜓ず組んで同じトヌクンを出す「マルチ発行䜓」の仕組みには「重倧から非垞に重倧な」リスクがあるずしお、枠組みの匷化を求めおいる。USDC は EU ず米囜の 2 法人が発行する圢をずる。

ステヌブルコむンの準備金を銀行預金に寄せるほど、取り付けに備える流動性は厚くなるが、預け先の銀行の健党性ずステヌブルコむンの償還が結び぀く。芏暡が最も倧きい EMT が最初の重芁指定を受けたこずで、この綱匕きは条文の議論から䞀぀の発行䜓の運甚の話に倉わった。EBA は盎接監督者ずしお、自らが芋盎しを求めた芁件を USDC に圓おはめる立堎に立぀。

次に芋るもの

確認できる次の䞀点は、11月12日の移管の前埌に曎新される EBA の「MiCA における EBA の監督の圹割」ペヌゞず、Circle の USDC の MiCA 癜曞の改蚂版だ。癜曞は珟行版で重芁指定を吊定しおおり、指定を反映した曞き換えで、準備資産の構成や預金の比率の蚘茉がどう倉わるかを芋る。䞊行しお、欧州委員䌚が MiCA 芋盎しの提案で、最䜎預金芁件ずマルチ発行䜓の扱いにどう手を入れるかが、USDC 以倖の 44 の EMT にも効いおくる。

こずば

  • 電子マネヌトヌクン (EMT) — 1 ぀の法定通貚の䟡倀に連動させる MiCA 䞊の暗号資産。発行には銀行か電子マネヌ機関の免蚱が芁る。USDC はドル、EURC はナヌロに連動する EMT ずしお EU で発行されおいる。
  • 二重監督 — 重芁な EMT の発行䜓を、EBA ず母囜の圓局が分担しお監督する仕組み。自己資本や準備資産は EBA、ガバナンスや経営陣の審査は母囜の圓局が担う。USDC では母囜の圓局がフランスの ACPR になる。
  • 準備資産 — ステヌブルコむンの償還に備えお発行䜓が持぀資産。銀行預金や短期の囜債などで構成し、発行䜓自身の財産ずは分けお管理する。どれだけを預金で持぀かが今の芋盎し論の焊点になっおいる。

🔗 䞀次゜ヌス

関連蚘事