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SNAPSHOT 2026-10-17 12:03 JST

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📡 Signal|シュワブ、BTC・ETH 現物取引の申し込みを一般受付に

チャールズ・シュワブの Schwab Crypto が関心登録から申し込み受付に切り替わり、BTC・ETH の現物取引を対象顧客に広げた。手数料0.75%、出金は1回5,000ドルまで。「4000万」は証券口座の数。

LiveMakers 編集デスク

📡 Signal|シュワブ、BTC・ETH 現物取引の申し込みを一般受付に

米証券大手チャールズ・シュワブの暗号資産サービス「Schwab Crypto」の公式ページが、関心登録の受付から、口座の申し込みの受付に切り替わった。10月12日の時点で「coming soon (近日公開)」と更新の通知の登録を案内していたページは、10月17日時点で「Apply for a Schwab Crypto account」と「Bitcoin (BTC) and Ethereum (ETH) available now」を掲げている。

複数の報道によると、リック・ワースター CEO が10月15日の事業説明会で、対象の顧客全員に提供を広げたと述べた。5月に一部の顧客から始めた段階的な提供が、申し込めば使える形になった。初期報は 速報 で伝えた。前日の段階の報道は 10月16日の速報 にある。

何ができて、何ができないか

公式ページとよくある質問によると、条件は次のとおり。

  • 取扱銘柄: BTC と ETH の2つ (米ドル建て)
  • 手数料: 売買とも約定代金の0.75% (最低0.01ドル)。スプレッドはないとしている
  • 注文: 1回1ドル〜200万ドル。100万ドルを超える注文は指値に限る。銘柄ごとに取得額1,000万ドルまでの保有上限があり、信用取引は使えない
  • 取引時間: メンテナンスを除き、ほぼ24時間365日
  • 取引できる場所: Schwab.com、スマホアプリ、取引ツール thinkorswim
  • 対象: 個人または共同名義の証券口座に紐づけて開く。ニューヨーク州とルイジアナ州、米国外の居住者は対象外で、「全員が対象になるわけではない」と明記している

外部のウォレットとの入出庫は、使える顧客を段階的に広げている途中で、シュワブがメールで有効化を知らせる。出金は1回5,000ドルまで、24時間で3回までと低く抑えた。

提供主体は傘下の銀行 Charles Schwab Premier Bank, SSB で、4月の発表では、保管の一部と取引の執行を Paxos が担う。暗号資産は証券ではなく、証券の投資者保護 (SIPC) や預金保険 (FDIC) の対象にならない。

「4000万」は口座の数

「4000万ユーザー向け」と伝えた報道もある。シュワブが10月15日に出した7〜9月期の決算資料にある数字は、稼働中の証券口座4,030万口座で、暗号資産の取引の対象者の数ではない。上で見たとおり、個人・共同名義以外の口座や、ニューヨーク州・ルイジアナ州の居住者は対象から外れる。1人が複数の口座を持つこともある。正確には「約4,000万の証券口座を持つシュワブが、暗号資産の現物取引を対象の顧客に広げた」になる。

決算資料そのものは、暗号資産について「Schwab Crypto で扱うデジタル資産を広げる計画」に1行触れただけだった。シュワブは8月27日に、Solana (SOL)、Avalanche (AVAX)、Chainlink (LINK) を「今後数か月のうちに」加える予定を発表している。

証券口座の隣に置かれた BTC

シュワブの顧客は、これまでも現物 ETF を通じて BTC や ETH の値動きに投資できた。今回の違いは、現物そのものを同じ会社の口座の隣で持てることだ。売買の画面は株や ETF と同じアプリで、取引時間は株式市場より長い。

売買のたびに0.75%かかる点は、株や ETF の取引とは違う。一方で、外部のウォレットに送れること、24時間動かせることは ETF にはない。顧客がどちらを選ぶかは、シュワブ自身が公表する数字でしか測れないが、同社は暗号資産の口座の数や預かり資産を開示していない。

次に見るもの

確認できる次の一点は、シュワブが8月に予告した SOL・AVAX・LINK の追加が、Schwab Crypto の公式ページの取扱銘柄に載る時期だ。もう一つは、次の10〜12月期の決算資料で、暗号資産の口座数や預かり資産が初めて開示されるかを見る。

ことば

  • 現物取引 — 暗号資産そのものを売買して持つこと。ETF のように運用会社を通じて値動きに投資するのとは違い、外部のウォレットに送ることもできる。
  • SIPC (証券投資者保護公社) — 米国の証券会社が破綻したとき、顧客の証券と現金を一定額まで保護する組織。暗号資産は証券ではないため、この保護の対象にならない。

🔗 一次ソース

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