SNAPSHOT
BTC/USD$81,781-0.1%
ETH/USD$2,405.70-0.1%
Coinbase(perp)$170.94+0.9%
S&P 500(perp)7,660.40-0.1%
米テック100(perp)29,052.00-0.7%
日経225(perp)62,469-0.6%
EUR/USD(perp)1.1195-0.4%
USD/JPY(perp)156.760-0.1%
Gold(perp)$4,025.70-1.4%
WTI(perp)$100.23+0.4%
米10年金利4.96%-3.3%
BTCボラティリティ(BVIV)38.84-1.7%
審査状態: auto_collectedソース: collected_liveas-of 18:03 JSTパケットID: alt20_2026102318トップの市場価格は Hyperliquid 上の先物(perp)価格です(米10年金利は米財務省)
SNAPSHOT 2026-10-23 18:03 JST

Signal

📡 Signal|Chainlink、LG CNS と韓国のデジタル資産基盤で戦略提携

Chainlink と LG CNS が韓国のデジタル資産の基盤で戦略提携。10月6日の覚書を格上げし、チェーン間接続と外部データを銀行向け基盤 KITL に組み込む。顧客と時期は未公表。

LiveMakers 編集デスク

📡 Signal|Chainlink、LG CNS と韓国のデジタル資産基盤で戦略提携

Chainlink と、韓国の LG グループで IT とシステム開発を担う LG CNS は10月22日 (米国時間)、韓国のデジタル資産の市場に向けた戦略的な提携を発表した。Chainlink の異なるチェーンの接続、外部データの提供、処理の連携の仕組みを、LG CNS が金融機関に提供するデジタル資産の基盤に組み込む。

LG CNS は、韓国銀行 (中央銀行) のデジタル通貨の実証「Project Hangang」の主契約者だ。韓国でウォン建てのステーブルコインやトークン化された証券を出そうとする銀行が使う基盤に、公開チェーン側の接続の部品が入ることになる。初期報は23日の 速報 で伝えた。

提携の 3 本の柱

発表は、提携の中身を次の 3 つに分けている。

  • 基盤への組み込み: Chainlink の異なるチェーン間の接続、データ、処理の連携の仕組みを、LG CNS のデジタル資産の基盤の製品に入れる
  • 韓国の枠組み: 韓国のデジタル資産の経済の次の世代の技術標準を、両社で共に作る
  • 韓国の金融機関向けの仕組み: 規制されたデジタル資産を広げるための、外部データの提供と相互接続の標準を整える

発表は、提携の焦点を韓国のステーブルコインの利用と流通の拡大に置き、韓国のデジタル資産の市場を 680 億ドル規模、ステーブルコインの対象になりうる利用者を 1,100 万人超としている。金額の条件、最初に使う金融機関の名前、開始の時期は示していない。

2 週間前の覚書からの格上げ

両社の関係は、この発表で始まったものではない。LG CNS は10月6日、金融機関向けのブロックチェーンの基盤「KITL」を発表し、同時に Circle、Securitize、Canton Foundation、Chainalysis、Chainlink の 5 社と覚書を結んだ。KITL は、ウォレット、取引の処理、手数料 (ガス代) の肩代わり、公開チェーンからの取引記録の収集の 4 つの機能を持ち、Solana などの複数のネットワークに対応する。

今回の発表は、そのうち Chainlink との覚書を、技術標準づくりまで含む戦略的な提携に引き上げたものだ。覚書の 5 社が、ステーブルコインの発行 (Circle)、証券のトークン化 (Securitize)、取引の監視 (Chainalysis)、チェーン間の接続 (Chainlink) と役割ごとに並んでいたことを見ると、LG CNS は銀行が自前ですべてを作らずに済む組み合わせを用意しようとしている。

KITL の技術は Project Hangang での作業から生まれた。この実証の第 1 段階では、韓国の 7 つの銀行と約 8 万人の利用者が実際の取引の環境で試した。中央銀行の実証の主契約者が、民間のステーブルコインの基盤も同時に売り込む位置にいる。

公開チェーンと銀行の網をつなぐ部品

Chainlink は、Ethereum をはじめ多くのチェーンで使われる、外部のデータをブロックチェーンに届ける仕組み (オラクル) の提供者だ。銀行が自前の網でトークンを出す動きは香港の HSBC などでも進むが、発行したトークンを公開チェーンの市場とつなごうとすれば、チェーン間の接続と価格などの外部データが要る。今回の提携は、韓国の銀行の基盤にその部品をあらかじめ入れておく選択にあたる。

LG CNS の Hongkeun Kim デジタル事業部長は発表で、韓国の金融の基盤が「トークン化の時代に入りつつある」と述べた。

次に見るもの

確認先は、LG CNS と Chainlink の今後の発表で、KITL を使う最初の銀行・証券会社の名前が出るかどうかだ。提携の発表には顧客も時期も書かれていない。銀行がこの基盤でウォン建てのステーブルコインを実際に出す時期は、韓国の金融委員会 (FSC) の発行の制度の運用にも左右されるため、FSC の発表欄もあわせて見る。

ことば

  • オラクル — ブロックチェーンの外にある価格や為替などのデータを、チェーン上のプログラムに届ける仕組み。担保の評価や決済の条件の判定に使われる。
  • Project Hangang — 韓国銀行が進める、預金をトークン化して決済に使う実証。第 1 段階では 7 つの銀行と約 8 万人の利用者が参加した。
  • 覚書 (MOU) — 正式な契約の前に、協力の方向を確かめるために交わす文書。法的な拘束力は弱く、今回のように後で提携に格上げされることがある。

🔗 一次ソース

関連記事