セッション記事
Asia Open Terminal 2026-10-02
Asia Open Terminal — 10月2日 05:03 JST(読み解きのみ)
記事化 2026-10-03 02:30 JST
米国で暗号資産の制度づくりが一段進んだ。SECが投資顧問と登録ファンド向けのカストディ規則案を出し、財務省はイランの制裁回避網とされるA7ネットワークを制裁指定した。Cardanoでは RealFi のメインネット稼働と SundaeSwap V4 が同じ日に重なり、ステーブルコインと実物資産の受け皿が一気に厚くなった。一方で NEAR Intents の流出や MetaMask のステーキング事案が報じられ、チェーンやサービスの接続部がリスクの集中点であることも改めて浮かんだ。
この回は市場観測が取得できず、読み解きのみです。
一次情報ハイライト
- SEC、投資顧問と登録ファンド向けの暗号資産カストディ規則案を提案 — 登録投資会社とBDCを対象に、暗号資産の保管に特化した枠組みを示した。
- SEC、規則案の狙いは投資顧問の暗号資産関連の助言を阻む障壁の撤廃と説明 — カストディ規則の近代化と投資家の選択肢拡大を掲げている。
- 米財務省、イランの制裁回避に使われたA7ネットワークを制裁指定 — OFACが国際犯罪組織として指定し、FinCENは傘下エージェント関連の送金を禁じる規則案と金融機関向けアラートを出した。
- ベッセント財務長官「イランは9月、タンカーへの原油積み込みがゼロ」 — 対イラン制裁パッケージの成果として示した数字だ。
- ホルムズ海峡経由の原油輸出、おおむね戦前の水準に戻ったと報道
- 原油価格が再び1バレル100ドルを上回り、DAXは大幅安で引けたと報道
- 米国債は利回りが大きく上昇し、厳しい四半期になったと報道
- 日経平均が3%超上昇、半導体株が上昇を主導したと報道
- 日銀、9月短観の要旨を公表
- 日銀、9月17〜18日の金融政策決定会合の「主な意見」を公表
- 米2年債利回り、9月30日時点で4.88%
- VIX、9月30日時点で16.34
- ビットコインは新四半期を従来の8.2万〜8.5万ドルのレンジで始めたと報道
- シティ、ビットコインの12カ月目標を11万3000ドルに引き上げたと報道 — ETFへの資金流入再開を背景に挙げたとされる。
- 第3四半期の暗号資産ハッキング被害は12.6億ドルと報道
- NEAR、NEAR Intentsの事案はプロトコル本体やNEARトークンの脆弱性ではないと説明 — ネットワークはダウンタイムなしでブロック生成を続けているとしている。
- NEAR Intentsで約380万ドルが流出したと報道
- MetaMaskのセキュリティ事案でイーサリアムのステーキング解除が発生、資金への影響はないと報道
- RealFiがCardanoメインネットで稼働開始 — テストネットからメインネットへ移行した。
- Liqwid、RealFi Hubを公開しRealFi市場へのアクセスを提供
- Lace、ウォレットにRealFi機能を組み込み
- SundaeSwap V4がCardanoで稼働 — アトミックルーティングとモジュール型プールを導入した大型アップデートだ。
- RealFiのUSDrf/USDCxプールはV4のLinear Swapで、スリッページなし・定額手数料 — USDrf/sUSDrfはStableswapプールで運用され、sUSDrfの利回りに合わせてオンチェーンのペッグが上がる設計だとしている。
- Cardanoノード11.1.3が公開、Dijkstra統合は11.2に向けて進行
- FluidTokensがサービス再開を告知、貸し出しと借り入れが再び可能に
- GeroWallet v2.7.2をChromeウェブストアに申請、Midnight対応を復旧へ — 旧メインネットのインデクサー廃止で途切れていたMidnight対応を戻し、取引同期の修正も含む。審査完了後に配信される。
- Midnight公式ブログ、Dynamic経由でのウォレット接続の簡素化を紹介
- midnight-js v5.0.0-rc.3をリリース
- ペトロブラスがCardanoで低炭素燃料の証跡管理を試験していると伝えられる — 持続可能な航空燃料と一部再生可能なディーゼルの環境主張を追跡する用途とされる。
- Bitcoin Core 32.0の第3リリース候補が公開
- Aaveの累計借入額が1.1兆ドルに到達
- Aave V4のBase上の株式担保ローン市場、預け入れが900万ドルを突破
- Arbitrum、9月の収益が過去最高の500万ドル超 — 月次収益は約5倍。1週間前に始めたPriority Gas Auctionsだけで12万ドル超を生んだとしている。
- Chainlink、Swift連携でトークン化株式の配当処理を自動化 — Swiftハッカソンで4チェーンにまたがる現金配当を手作業なしで処理する仕組みを示し、準優勝に選ばれた。
- トークン化株式の総額が9月に30億ドルを超えたとされる — 年初の4倍超で、BNB Chainが10億ドル超で首位とされる。
- Circle、欧州委員会のMiCA見直しの意見募集に回答を提出 — 複数発行体によるグローバル流動性、域外ステーブルコインの同等性認定、安全性と流動性を軸にした準備資産要件を論点に挙げた。
- TRON、週間取引数が1億件に迫り、ステーブルコイン送金は週最大1900億ドル
- イリノイ州、暗号資産課税の6カ月延期に合意したと報道
- 独シュパルカッセと信用協同組合の参入が国内の暗号資産市場を大きく変えると報道
- アンソロピック、11月半ばにも大型IPOを目指すと報道 — 関係者の話として伝えられている。
- ホワイトハウスと主要AI企業のトップが、最先端AIの管理と監査に関する合意に署名したとされる
- 米クラウドフレア、初の自社モデル「Clef」を判断モデルとして投入したと伝えられる — 文章を書かず型付きの判断を返す用途で、速度でJevを上回ると主張しているとされる。
- AWSもStrands向けの判断モデル「Strands Decider 2B」を用意したとされる — Jevの登場から1か月で、判断モデルの領域に大手が相次いで参入している。
- Falcon 9がNASAのCrew-13を打ち上げ、Dragonの21回目の有人飛行
- SpaceX、同日打ち上げのTransporter-18でライドシェア搭載物の分離を完了
- 金融庁、経済安全保障推進法の特定社会基盤事業者の指定に関する府令改正案を公表
- 金融庁、バーゼル銀行監督委員会の「バーゼルⅢモニタリングレポート」を紹介
次の見どころ
- SECカストディ規則案の意見募集期間と、投資顧問が扱える暗号資産の範囲
- RealFiのUSDrfの流動性がSundae V4・Liqwid・Laceでどこまで積み上がるか
- 金曜の米雇用統計が金利とビットコインのレンジ離脱を左右するか