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Review status: auto_collectedSource: collected_liveas-of 07:30 JSTPacket ID: alt20_2026101607Top-page market prices are Hyperliquid perpetual-futures prices (US 10Y from the U.S. Treasury).
SNAPSHOT 2026-10-16 07:30 JST

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📡 Signal|Ripple Prime、Hyperliquid 参照の RWA 永久スワップを機関向けに開始

Ripple Prime が株・指数・商品・為替の100超の市場を参照する永久スワップを機関投資家向けに開始。参照先は Hyperliquid 上の Trade.xyz の永久先物で、取引と決済は24時間動く。

LiveMakers Editorial Desk

📡 Signal|Ripple Prime、Hyperliquid 参照の RWA 永久スワップを機関向けに開始

リップルのプライムブローカー事業 Ripple Prime は10月15日、機関投資家が株式・株価指数・ETF・金属・エネルギー・為替の100超の市場に、永久スワップの形で24時間365日取引できる仕組みを始めたと発表した。参照するのは、分散型の取引所 Hyperliquid 上で Trade.xyz が上場している永久先物だ。

機関投資家は分散型の取引所に直接は触れない。Ripple Prime が取引相手になり、清算・担保・リスク管理を一つの窓口にまとめる。分散型の市場で生まれた週末も止まらない株価の値付けが、プライムブローカーを通じて機関投資家の取引に組み込まれ始めた。

最初の利用者として、米国の大手マーケットメイカー Virtu が取引していると Ripple は明らかにした。発表の第一報は15日の速報で伝えた。

Ripple Prime が取引相手になる仕組み

発表によると、Ripple Prime はこのスワップを顧客との間で自らが当事者 (プリンシパル) として取引する。スワップの値段の参照先は、Hyperliquid 上で Trade.xyz が上場している永久先物だ。

顧客にとっての違いは三つある。一つ目は時間で、取引と決済が週末を含めて24時間動く。二つ目は担保で、このスワップを Ripple Prime で持つ他の資産クラスの持ち高と合わせて証拠金を計算できる (クロスマージン)。リップルが発行するドル建てステーブルコインの RLUSD も担保に使える。三つ目は相手の数で、取引相手・リスク管理・証拠金が Ripple Prime 一か所に集まる。

提供はまず、Ripple Prime の英領ヴァージン諸島 (BVI) のライセンスの下で始まる。発表は他の地域への拡大を予定していると書いているが、時期は示していない。RLUSD を担保に使えるかは地域で異なるとも注記している。

参照先の Trade.xyz は、どれくらいの市場か

Trade.xyz は、Hyperliquid の HIP-3 という仕組みで市場を開いている。HIP-3 は、50万 HYPE をステーク (預け入れ) した運営者が、自分で永久先物の市場を立てられる仕組みだ。運営者は市場ごとに価格の参照元 (オラクル) やレバレッジの上限を決め、必要なら市場を決済して閉じる責任も負う。

Hyperliquid のデータで見ると、Trade.xyz には日本時間16日未明の時点で取引中の市場が115あり、24時間の出来高は約52億ドル、建玉は約39億ドルだった。出来高の上位には、韓国の SK hynix を参照する市場、米ハイテク株100銘柄の指数、S&P 500、銀が並ぶ。

この市場は、すでに株や商品の値付けの一部を担っている。CME の株価指数先物は週末に取引されず、韓国株も週末は動かない。今週のように韓国株が7営業日で2割下げる局面では、週末の間に動いた値段を参照できるかどうかが、機関投資家の持ち高の管理に直結する。

分散型の値付けを、規制を受けた窓口で使う

Ripple の発表は、RWA (現実資産) を参照する永久先物の出来高が年初から急増していると書いているが、具体的な数字は示していない。Virtu のデジタル資産の事業開発責任者は発表の中で、資産クラスをまたいだ24時間のクロスマージンが、より効率的な事業の拡大に役立つと述べている。

Ripple Prime は分散型の市場と機関投資家の間に立つ仲介者の位置を取った。機関投資家は Hyperliquid のウォレットや HYPE を持たずに、その値付けを使える。一方で、市場の定義や価格の参照元は Trade.xyz という一つの運営者が決めており、その市場の止まり方や決済のされ方が、スワップの条件にそのまま響く。

ビットコインやイーサリアムの永久先物は、すでに中央集権の取引所と分散型の取引所の両方で厚い市場がある。株や商品を参照する永久先物はその後を追う段階にあり、今回の発表で、その値付けを機関投資家の取引に取り込む窓口ができた。

次に見るもの

確認できる次の一点は、Ripple Prime の開示ページ (Prime Brokerage Disclosures) だ。BVI 以外の地域への拡大が始まれば、ここに地域ごとの事業体と条件が加わる。

もう一つは Hyperliquid 上の Trade.xyz の建玉だ。機関投資家の取引が Ripple Prime 経由で入り始めれば、週末の建玉と出来高が平日の水準に近づくかで、その厚みが測れる。

ことば

  • 永久スワップ (永久先物) — 満期のない先物取引。決済日がない代わりに、価格を参照先に近づけるための資金のやり取り (ファンディング) を定期的に行う。暗号資産で広まり、株や商品にも広がっている。
  • HIP-3 — Hyperliquid の改善提案の一つで、50万 HYPE をステークした運営者が自前の永久先物市場を開ける仕組み。Trade.xyz の株や商品の市場もこの仕組みで開かれている。
  • クロスマージン — 複数の持ち高の損益をまとめて証拠金を計算する方式。ある取引の含み益を別の取引の証拠金に回せるため、同じ担保で大きな持ち高を持てる。

🔗 一次ソース

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