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Review status: auto_collectedSource: collected_liveas-of 12:03 JSTPacket ID: alt20_2026101612Top-page market prices are Hyperliquid perpetual-futures prices (US 10Y from the U.S. Treasury).
SNAPSHOT 2026-10-16 12:03 JST

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📡 Signal|Multiliquid、Polychain 主導のシードで累計 800 万ドル

トークン化資産とステーブルコインを 1 回の取引で交換する Multiliquid が累計 800 万ドルを調達。Polychain が主導し、Circle の投資部門も参加した。

LiveMakers Editorial Desk

📡 Signal|Multiliquid、Polychain 主導のシードで累計 800 万ドル

トークン化した資産とステーブルコインを 1 回の取引で交換する基盤 Multiliquid は10月15日、暗号資産ファンドの Polychain が主導したシードラウンドを終え、調達額が累計 800 万ドルになったと発表した。Strobe Ventures、CMT Digital、Metalayer Ventures、Generative Ventures に加え、USDC を発行する Circle の投資部門 Circle Ventures も参加した。

Multiliquid のシードラウンドに関する発表 (Uniform Labs・PR Newswire・2026年10月15日)prnewswire.com

トークン化した米国債やマネー・マーケット・ファンド (MMF) は、チェーンの上にあっても、解約して現金に戻すには従来どおりの手続きの日数がかかる。利回りを生む資産と、支払いに使うステーブルコインの間を即座に行き来させる部分が、トークン化の次の争点になっている。

何を作っているのか

開発元は Uniform Labs で、Multiliquid を「中立でコンプライアンス優先の流動性レイヤー」と説明する。保有者は、トークン化した資産とステーブルコインを、1 回のアトミックな取引 (両方の受け渡しが同時に成立するか、どちらも成立しない取引) で交換でき、24 時間動く。

発表で対応先として名前が挙がったのは、Wellington Management、VanEck、Janus Henderson、Fasanara のトークン化ファンドと、ステーブルコインの USDC だ。業界メディア The Block の取材に対し、同社は Ethereum と Solana で稼働しており、現在は初期の試験的な取引を扱いながら、10〜12月に流動性の提供者を増やしていると説明した。収益は交換が成立した時の手数料で得る。独自トークンを出す予定は「今のところない」という。

調達の内訳も The Block が伝えている。2025年5〜6月にプレシードを、2026年4〜6月に Polychain 主導のシードを集めた。2 回の配分と企業評価額は公表していない。

利回りを払えないステーブルコインとの間

発表は、必要性の根拠の一つに米国のステーブルコイン法 (GENIUS 法) を挙げた。この法律は、決済用ステーブルコインの発行者が保有者に直接利回りを払うことを禁じている。企業が資金を寝かせる時は利回りのあるトークン化ファンドに、支払う時はステーブルコインに、と使い分けるなら、その間の交換を素早く安くできる仕組みが要る。

トークン化ファンドの多くは、解約に従来の申込・償還の手続きを使う。同社の創業者で CEO の Will Beeson 氏は The Block に、オンチェーンであることは「リアルタイムで流動的であることと同じではない」と語った。発表では「資産が実際に流動的でなければ、トークン化に意味はない」とも述べている。

Polychain の創業者 Olaf Carlson-Wee 氏も、トークン化資産は広がり始めたが、流動性がボトルネックのままだとコメントした。

発行体の外に立つ交換所

ここで出資者の顔ぶれが意味を持つ。USDC の発行体である Circle が出資し、対応ファンドには複数の大手資産運用会社が並ぶ。償還の窓口を発行体ごとに持つのではなく、発行体の外に共通の交換の場を置く設計だ。成功すれば、トークン化ファンドは「保有して待つ資産」から「必要な時にすぐ支払いに変えられる資産」に近づく。

一方で、同社は現時点で取引額や利用者数を公表しておらず、発表の時点では試験的な取引の段階にある。The Block によれば社員は 5 人だ。対応ファンドの運用会社が顧客として使っているのかどうかも明らかにされていない。器はできたが、どれだけの資金が実際にここを通るかは、まだ数字で見えない。

次に見るもの

確認先は Uniform Labs と Multiliquid の公式発表だ。10〜12月に予定する流動性の提供者の追加で、どの運用会社や市場参加者が名を連ねるか、そして最初の取引額が公表されるかが、この仕組みの実力を測る最初の材料になる。

ことば

  • アトミックな取引 — 複数の受け渡しを 1 つの取引にまとめ、全部が成立するか、全部が取り消されるかのどちらかにする仕組み。片方だけ渡って代金が届かない、という相手方のリスクを消せる。
  • GENIUS 法 — 2025年に成立した米国のステーブルコイン法。決済用ステーブルコインの発行に準備資産などの条件を課す一方、発行者が保有者に利回りを払うことは認めていない。

🔗 一次ソース

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