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📡 Signal|ナスダック100、週5.49%安で2025年4月以来の下げ幅
ナスダック100が週5.49%安と2025年4月以来の下げ幅。5営業日すべて下落し、最高値から10日で6.52%下げた。

米国の大型ハイテク株 100 銘柄でつくるナスダック100 は10月16日、29,187.55 で週の取引を終えた。前週末の 30,883.15 から 5.49% 安く、週間の下落率は 2025年4月4日に終わった週の 9.77% 以来、1 年半ぶりの大きさになった。
週の 5 営業日はすべて前日を下回って引けた。下げの大半は 14日 (2.02% 安) と 16日 (2.50% 安) の 2 日に集中し、10月6日に付けた終値の最高値からは 10 日で 6.52% 下がった。最高値の更新から 2 週間で、今年最大の週間の下げを記録した。
週間の下落は速報で伝えた。ここでは Nasdaq が公表する日次の終値で、今週の下げを過去の週と並べる。
5日連続で前日を下回った週
今週の日次の終値と前日比は次のとおり。
- 10月12日 (月): 30,664.70 (0.71% 安)
- 10月13日 (火): 30,569.48 (0.31% 安)
- 10月14日 (水): 29,950.82 (2.02% 安)
- 10月15日 (木): 29,935.59 (0.05% 安)
- 10月16日 (金): 29,187.55 (2.50% 安)
週の値幅は 1,695 ポイント。月曜と火曜の小さな下げのあと、水曜に 3 万の大台を割り込み、金曜にもう一段下げた。反発の日が一度もないまま週を終えた点が、今回の下げの特徴だ。
2025年4月以来の週間の下げ
2025年3月以降の週間の騰落率を Nasdaq の終値で並べると、今週より大きく下げた週は 1 つしかない。
- 2025年4月4日の週: 9.77% 安 (米国の相互関税の発表直後)
- 2026年10月16日の週: 5.49% 安
- 2026年6月5日の週: 4.53% 安
- 2026年6月26日の週: 4.24% 安
- 2026年7月17日の週: 4.13% 安
今年 6 月から 7 月にかけては 4% 台の下げが 3 回あった。戻りの速さはまちまちで、6月5日の週の下げは 6月15日に取り戻したが、6月26日の週の下げを終値で取り戻したのは 9月21日だった。その後に指数は10月上旬に最高値を更新し、今回はその直後に、夏の下げを上回る幅で崩れた。
それでも年初からの上昇は残っている。2025年末の終値 25,249.85 と比べると、16日の終値はまだ 15.59% 高い。
下げを先導した半導体
同じ週、半導体株の指数は 8 営業日続けて下げ、2008年10月以来の長さの続落になった。半導体の下げの中身は別の記事で扱った。ナスダック100 は AI 向けの演算チップの企業を上位に抱えるため、半導体の続落がそのまま指数の下げ幅に表れやすい。
今回の下げは、AI への設備投資の見通しを最も直接に映す業種から始まり、指数全体へ広がった順序をとっている。半導体の続落が止まれば、指数の下げは 6 月上旬のように短く済む道が残る。止まらずに大型のクラウド企業やソフトウェアへ広がると、指数は最高値から 10% 下の水準に近づく。
次に見るもの
確認できる次の一点は、10月23日 (金) の週の終値だ。Nasdaq の日次の終値で、最高値から 10% 下にあたる 28,102 を割り込むかどうかを見る。16日の終値から、あと 3.72% 下げると届く水準だ。
ことば
- ナスダック100 — 米ナスダック市場に上場する金融以外の大型株 100 銘柄で算出する株価指数。アップル、エヌビディア、マイクロソフトなど大型ハイテク株の比重が高く、AI 関連の株価の動きを映しやすい。
- 調整局面 — 株価指数が直近の高値から 10% 以上下がった状態を指す市場の慣用表現。20% 以上の下落は弱気相場と呼ばれる。定義は慣例で、公式の基準があるわけではない。
🔗 一次ソース