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Review status: auto_collectedSource: collected_liveas-of 12:03 JSTPacket ID: alt20_2026101812Top-page market prices are Hyperliquid perpetual-futures prices (US 10Y from the U.S. Treasury).
SNAPSHOT 2026-10-18 12:03 JST

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📡 Signal|T. Rowe Price の暗号資産 ETF、9 月末の保有は BTC 38%

T. Rowe Price のアクティブ型暗号資産 ETF が 9 月末の保有を開示した。BTC 38.3%・ETH 17.1%・Zcash 6.0% など 10 銘柄と、銘柄ごとの評価、設定来 36.32% の成績を EDGAR の資料で確かめる。

LiveMakers Editorial Desk

📡 Signal|T. Rowe Price の暗号資産 ETF、9 月末の保有は BTC 38%

米資産運用大手 T. Rowe Price のアクティブ型暗号資産 ETF「T. Rowe Price Active Crypto ETF」(ティッカー TKNZ) は 10 月 15 日、9 月末時点の保有と運用成績をまとめた四半期資料を、FWP (目論見書を補う販売資料) として米証券取引委員会 (SEC) に提出した。保有の首位はビットコインの 38.3% で、イーサリアムが 17.1% で続き、プライバシー型の Zcash にも 6.0% を充てていた。

伝統的な運用会社が自ら銘柄を選ぶ暗号資産の ETF で、何をどれだけ持っているかが四半期ごとに開示され始めた。指数に連動する ETF と違い、配分の比率そのものが運用会社の見方を表す。

LiveMakers は 10 月 16 日の速報で、報道をもとに「SEC が FWP を提出した」と伝えた。EDGAR (SEC の開示システム) の記録では、提出者はこの ETF 自身だ。本稿で訂正し、資料の中身を確かめる。

9 月末の保有 10 銘柄

資料の 22 枚目「Holding Descriptions」が示す 9 月 30 日時点の配分は次のとおりだ。

  • ビットコイン (BTC) 38.3%
  • イーサリアム (ETH) 17.1%
  • BNB 9.3%
  • ソラナ (SOL) 9.1%
  • XRP 9.0%
  • Zcash (ZEC) 6.0%
  • Hyperliquid (HYPE) 5.6%
  • ステラ (XLM) 2.3%
  • カルダノ (ADA) 2.0%
  • ドージコイン (DOGE) 1.4%

ビットコインとイーサリアムで 55.4%、残りの 4 割強を 8 銘柄に分けている。同じ表には、運用会社が銘柄ごとに付けた役割の説明が並ぶ。ビットコインは「機関投資家が暗号資産に入る主な入口」、イーサリアムは「トークン化とオンチェーン金融の標準」と位置づけられた。Zcash には「機関投資家が手に入れやすいプライバシー資産の筆頭」、Hyperliquid には「オンチェーンの取引と市場構造への、取引所の株式に近い投資機会」という説明が付く。

評価は一様ではない。XRP とステラについては、トークンの保有者が価値を受け取る仕組みが弱い、あるいは明確でないと書き、カルダノについては、実行とエコシステムの伸びが同業に遅れているとしている。

設定から 2 か月半で 36.32%

23 枚目の運用成績によると、7 月 16 日の設定から 9 月 30 日までのリターンは、基準価額 (NAV) で 36.32%、市場価格で 35.82% だった。比較の指数として示された FTSE Crypto U.S. Listed Index は 34.83% で、NAV ベースで 1.49 ポイント上回った。期間は 2 か月半に満たず、アクティブ運用の腕前を判断するには短い。

経費率は総額で 0.90%、費用の上限契約を差し引いた実質で 0.75% だ。上限の契約は 2027 年 5 月 31 日に切れる。

ETF は NYSE Arca に上場している。EDGAR の記録をたどると、最初の登録届出書 (S-1) の提出は 2025 年 10 月 22 日、届出の効力発生は 2026 年 6 月 18 日で、FWP は 7 月以降に数十本が出ている。今回の資料もその定例の 1 本で、新商品の発表ではない。

指数から選別へ

暗号資産の ETF は、ビットコインやイーサリアム 1 銘柄を持つ形から始まり、複数銘柄を時価総額などの規則で持つ指数型へ広がった。T. Rowe Price のような株式と債券の運用で知られる会社が、銘柄ごとに「入口」「標準」「留保付き」と評価を付けて配分を変える段階に入ったことは、暗号資産が資産の種類として扱われる段階から、中身を選ぶ段階へ進んだことを示す。

選別が始まると、各チェーンの側にも問われることが変わる。時価総額の大きさだけでなく、トークンの保有者に価値が戻る仕組みや、利用の伸びが、運用会社の配分の理由として文字になる。今回の資料は、その評価の物差しを外から読める数少ない記録だ。

次に見るもの

確かめる先は EDGAR の同 ETF の提出書類一覧 (CIK 0002089855) だ。6 月期の四半期報告書 (10-Q) は 8 月 10 日に出ており、9 月期の 10-Q と、12 月末の保有を示す次の四半期資料で、配分がどう動いたかを見る。特に、Zcash や Hyperliquid の比率が維持されるか、カルダノやドージコインの比率が下がるかが、運用会社の評価の変化を最も直接に表す。

ことば

  • FWP (Free Writing Prospectus) — 米国の証券の発行者が、正式な目論見書を補う販売資料として SEC に提出する書類。ETF では四半期の運用報告や説明資料が FWP として出されることが多く、提出者は SEC ではなく発行者だ。
  • アクティブ型 ETF — 指数に連動させるのではなく、運用会社が銘柄と比率を選ぶ上場投資信託。暗号資産では銘柄ごとの配分そのものが、運用会社の評価を外に示す記録になる。
  • 基準価額 (NAV) — ファンドの保有資産の時価から負債を引き、1 口あたりに直した価値。市場で売買される ETF の価格とは少しずれることがあり、今回は NAV のリターンが市場価格より 0.5 ポイント高かった。

🔗 一次ソース

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