SNAPSHOT
BTC/USD$82,015+0.4%
ETH/USD$2,414.10+0.2%
Coinbase(perp)$169.07-2.2%
S&P 500(perp)7,629.60-0.8%
米テック100(perp)29,011.00-1.3%
日経225(perp)62,479-1.4%
EUR/USD(perp)1.1203+0.0%
USD/JPY(perp)156.730-0.3%
Gold(perp)$4,020.40-0.9%
WTI(perp)$102.39+3.4%
米10年金利4.96%-3.3%
BTCボラティリティ(BVIV)39.27-2.1%
Review status: auto_collectedSource: collected_liveas-of 23:03 JSTPacket ID: alt20_2026102323Top-page market prices are Hyperliquid perpetual-futures prices (US 10Y from the U.S. Treasury).
SNAPSHOT 2026-10-23 23:03 JST

Signal

📡 Signal|中国の情報化5か年計画、国家ブロックチェーン網の完成目標を2030年に

中国の国家情報化「十五五」計画が、2030年の目標に国家ブロックチェーン網の基本的な完成を掲げた。中央の基幹網と地域の拠点をつなぐ構成で、運営主体はなお未記載。

LiveMakers Editorial Desk

📡 Signal|中国の情報化5か年計画、国家ブロックチェーン網の完成目標を2030年に

中国の中央網絡安全・情報化委員会は、2026〜2030年の情報化の5か年計画「国家情報化『十五五』規劃」を出し、国家インターネット情報弁公室のサイトが10月23日に全文を公表した。計画は2030年の目標の1つに「国家ブロックチェーン網の基本的な完成」を掲げ、中央の基幹網を急いで建設し、地域の拠点をつないで運用すると書いた。

10月9日の党と国務院の「新質生産力の意見」は、国家ブロックチェーン網の建設を1文で挙げただけで、期限も構成も書いていなかった (10月11日の記事)。今回の計画で、完成の目標年と網の骨格が初めて文書になった。暗号資産についての記述は、今回も1語もない。初期報は23日の 速報 で伝えた。

2030年の目標に、6G と並んで書き込まれた

計画の「総体要求」は、2030年までに情報化で重要な進展を得るとし、情報インフラの目標を次の順に並べた。

  • 陸・海・空・宇宙の立体的なネットワークの体系を基本的に形成する
  • 次世代の通信網を全面的に完成させる
  • 時機を見て第6世代移動通信 (6G) の商用を始める
  • 国家ブロックチェーン網を基本的に完成させる
  • 知能化したインターネットの配置を加速する

ブロックチェーン網は、6G や衛星を含む通信網と同じ「国の情報インフラ」の列に置かれた。計画は10の分野の任務と、重点工程・行動をまとめた7つの囲み記事で構成され、ブロックチェーン網は第1の分野「新型の情報インフラ体系」の中で、「国家ブロックチェーン網の建設工程を実施し、価値のインターネットの基礎を固める」と位置づけられている。

網の骨格は「中央の基幹網と地域の拠点」

重点工程の囲み記事「情報インフラのイノベーション発展工程」の第2項が、国家ブロックチェーン網の中身だ。原文は次のとおり。

加快建成中央骨干网络,推进区域枢纽联网运行。完善分布式数字身份等基础共性服务能力。深化航(货)运贸易数字化扩围提质放量,挖掘发展改革、转型降碳、政务、税务等重大应用场景。

中央の基幹網を急いで完成させ、地域の拠点をつないで動かす。共通の機能として分散型のデジタル ID を整え、使い道として海運・航空の貨物と貿易のデジタル化を広げ、発展改革、脱炭素への転換、行政、税務の大きな用途を掘り起こすとしている。

地域ごとの計画にも、ブロックチェーンが個別に書かれた。

  • 京津冀 (北京・天津・河北): 北京の2つの空港の「空港双ハブ」やスマート物流
  • 長江デルタ: 貿易と金融
  • 広東・香港・マカオの大湾区: ブロックチェーンの革新的な応用の加速
  • 成渝 (成都・重慶): 商業流通、製造、農業での大規模な応用

データの安全の分野では、データの流通と取引にブロックチェーンや秘匿計算の技術を深く使うとした。計画はこのほか、デジタル人民元を「着実に発展させる」とも書いている。

国のデータ基盤の部品という位置づけは変わらない

運営する組織の名前は、今回の計画にも書かれていない。中国には国家発展改革委員会の系統が主導して2020年に始めたブロックチェーン・サービス・ネットワーク (BSN) があるが、計画本文に BSN の名前は出てこない。中央の基幹網を誰が持つのかは、引き続き個別の計画を待つことになる。

計画全体を読むと、ブロックチェーンの役割ははっきりしている。貿易の書類、税務、行政手続き、データの取引を、記録が改ざんできない形で地域どうし、部門どうしでつなぐ道具だ。民間の暗号資産の取引を禁じたままで、国が自前の台帳の網を通信網と同じ公共インフラとして建てる。2月の8部門の通知で引き継がれた暗号資産の禁止と、この計画は矛盾しない。

次に見るもの

確認先は国家発展改革委員会と国家データ局、国家インターネット情報弁公室の公表ページだ。計画の取りまとめは中央の委員会の事務局が担い、実施状況の監視と評価を行うとしている。国家ブロックチェーン網の建設工程について、運営主体と BSN との関係、中央の基幹網の完成時期を示す個別の実施方案が出るかを見る。

ことば

  • 十五五 — 中国の第15次5か年計画 (2026〜2030年) の略称。国全体の計画の下に、情報化やデータなど分野ごとの5か年計画がつくられる。
  • 価値のインターネット — 情報だけでなく、権利や資産の記録をネット上でやりとりする仕組みを指す中国の政策用語。計画はブロックチェーン網をその基礎と位置づけた。
  • 分散型デジタル ID — 1つの事業者の名簿に頼らず、身元や資格の証明を台帳の上で確かめられるようにする仕組み。計画は国家ブロックチェーン網の共通機能に挙げた。

🔗 一次ソース

Related articles