SNAPSHOT
BTC/USD$81,380-3.8%
ETH/USD$2,385.00-4.2%
Coinbase(perp)$168.80-4.4%
S&P 500(perp)7,669.70-0.8%
米テック100(perp)28,970.00-2.4%
日経225(perp)62,425-3.4%
EUR/USD(perp)1.1224-0.1%
USD/JPY(perp)156.700-0.9%
Gold(perp)$4,032.20-2.6%
WTI(perp)$99.01+1.1%
米10年金利4.96%-3.3%
BTCボラティリティ(BVIV)40.05+3.0%
Review status: auto_collectedSource: collected_liveas-of 07:30 JSTPacket ID: alt20_2026102307Top-page market prices are Hyperliquid perpetual-futures prices (US 10Y from the U.S. Treasury).
SNAPSHOT 2026-10-23 07:30 JST

12 Indicators: Morning

🔬 10月23日朝のマーケット|12指標

BTCは-3.92%の$81,441と、19日の朝から3日かけた3,775ドルの戻りのうち3,340ドルを一晩で返した。主要アルトコイン20は1銘柄も上げなかった。

LiveMakers Editorial Desk

🔬 10月23日朝のマーケット|12指標

BTCは-3.92%の$81,441と、19日の朝から3日かけて積んだ3,775ドルの戻りのうち3,340ドルを一晩で返した。
米10年金利は22日分で4.96%と前日から17bp下げ、米財務省の公表値で今年いちばん大きな一日の動きになった。
金は-2.61%の$4,030.6と、10月4日の朝以降で最も低い値まで下げた。

今朝の主題は、米国債が大きく買われた24時間に、金が守りの役を果たさなかったことだ。

19日の朝を底にした戻りは、昨日の朝の時点で三日目に入り、BTCが先頭に立っていた。その戻りが一晩でほぼ消えた。12指標のうち上げたのはWTI原油とBTCボラティリティ(BVIV)の二つだけで、主要アルトコイン20は20銘柄すべてが下げた。米テック100と日経225の連動先物はどちらも10月4日の朝以降で最も低い値になり、AIの15銘柄の連動先物は14銘柄が下げた。売りの中で資金が向かった先は米国債だった。財務省の22日分で、10年は5.13%から4.96%へ、2年は4.81%から4.65%へと、そろって大きく下がった。金利が下がる日は、利息を生まない金には追い風になりやすい。それでも金は2.61%下げ、15日の朝の$4,105.6を割り込んだ。同じ守りの資産でも、行き先ははっきり分かれた。

【朝の12指標】

基準は2026年10月23日06:35 JST。1〜7・9・10・12はHyperliquidの先物(perp)の取得時点の価格で、括弧内は木曜の朝から金曜の朝までの24時間比(前日終値比ではない)。Coinbase・株価指数・ユーロ・金・原油は、原資産に連動する先物の値である。8のUSD/JPYは欧州中央銀行(ECB)の参照レートから算出した10月22日の値、11の米10年金利は米財務省が10月22日分として公表した利回りで、どちらも括弧内は前の公表値との比較である。

1|BTC

$81,441(-3.92%)

3日続いた上げが止まり、昨日の朝の$84,781から3,340ドル下げた。19日の朝からの戻り3,775ドルの9割近くを一晩で返したことになる。19日の朝の$81,006以来の低い値で、そこまでは435ドルしか残っていない。昨日の先行指標 Watchで挙げた85,000ドルには届かず、逆の方向へ大きく動いた。

2|ETH

$2,390.6(-4.33%)

昨日戻した2,500ドル台を一日で割り、19日の朝の$2,360.9以来の低い値になった。そこまでは29.7ドルである。下げ幅はBTCを0.41ポイント上回り、昨日に続いてBTCより弱い並びになった。

3|Coinbase(COIN 連動先物)

$169.22(-4.73%)

米国の暗号資産取引所Coinbase Globalの株価に連動する先物の値。昨日の+3.53%を上回る幅で下げ、20日の朝からの2日間の戻りをほぼすべて返した。10月4日の朝以降で最も低い20日の朝の$169.20まで、残りは0.02ドルである。下げ幅はBTCを0.81ポイント上回り、暗号資産で稼ぐ会社の株は、上げの朝にも下げの朝にもBTCより大きく振れている。

4|S&P 500 連動先物

7,660.9(-1.18%)

3日続いた上げが止まり、昨日の朝の7,753.5から92.6下げた。19日の朝の7,616.4以来の低い値で、そこまでは44.5を残す。下げ幅は米テック100の半分に満たず、株の中では下げが小さい側にいる。

5|米テック100 連動先物

28,948(-2.86%)

昨日の朝から874下げ、18日の朝の28,984を割って10月4日の朝以降で最も低い値になった。昨日まで2日続けて届かなかった16日の朝の29,909は、今朝は900以上遠のいた。中のAIでは、15銘柄のうち14銘柄が下げた(補助シグナル参照)。

6|日経225 連動先物

62,341(-3.99%)

株の連動先物3本で最も大きく下げ、19日の朝の63,255を割って10月4日の朝以降で最も低い値になった。10月7日の朝の70,885からは8,544、率にして12.05%下にいる。昨日の朝に3本で唯一下げていた日本株は、今朝は下げ幅でも先頭に立った。

7|EUR/USD

1.1222(-0.13%)

昨日の朝の1.1236から0.0014下げた。株と暗号資産が大きく動いた朝でも、20日の朝から続く1.12台の前半を出ていない。ドルはユーロに対しては、今朝もほとんど動いていない。

8|USD/JPY

157.046円(10月22日・ECB 参照レートから算出)

21日の157.878円から-0.53%で、昨日の先行指標 Watchで挙げた10月2日の157.675円を0.629円下回った。10月2日分以降で最も円高の水準である。日米の10年金利差は2.037%ポイント(米国10月22日の4.96%と日本10月21日の2.923%)で、昨日の朝の2.203%ポイントから大きく縮んだ。昨日は金利差が開く中で円が買われていたが、今朝は金利差の縮小と円高が同じ向きにそろった。次の値は23日(金)分として、日本時間今夜に出る。

9|金

$4,030.6(-2.61%)

昨日の朝から108.4ドル下げ、昨日の先行指標 Watchで挙げた15日の朝の$4,105.6を75ドル割った。10月4日の朝以降で最も低い値で、4,000ドルまでは30.6ドルを残す。米10年金利が今年最大の幅で下がった24時間に、金はその逆を行くように2.61%下げた。今朝いちばん奇妙な組み合わせはこれである。

10|WTI 原油

$99.054(+1.30%)

4日続いた朝の値の下げが止まり、19日の朝の$99.196以来の高い値に戻した。100ドルまでは0.946ドルである。12の外のブレント原油連動先物は+2.25%の$108.38と、10月4日の朝以降で最も高い値になった。両者の差は9.326ドルへ開き、昨日の先行指標 Watchで挙げた15日の朝の9.406ドルまで0.08ドルに迫った。12指標のほぼすべてが下げた朝に、原油だけが上げている。

11|米10年金利

4.96%(10月22日)

米財務省が22日(木)分として公表した値で、21日の5.13%から17bp(0.17%ポイント)下げた。今年の財務省の公表値で、一日の動きとしては上げ下げを通じて最も大きい。5%を割ったのは9月22日の4.96%以来で、2年も4.81%から4.65%へ16bp下げた。2年から30年までが13〜17bpの幅で下がっており、米国債の幅広い年限に買いが入った一日だった。23日(金)分は日本時間24日の朝に出る。

12|BTC ボラティリティ(BVIV)

40.117(+2.52%)

BTCのオプション価格から算出される、先行きの変動率の指数(BVIV)に連動する先物の値。3日続いた下げが止まって40台に戻り、19日の朝の40.608以来の高い値になった。昨日の先行指標 Watchで挙げた11日の朝の39.031は割らず、向きが変わった。BTCが上げる朝に下がっていたBVIVが、BTCが下げた朝には上がっている。3日続いた並びが、そのまま裏返った形である。

【主要アルトコイン20】
20銘柄中 0上昇・20下落・0横ばい|中央値 -5.60%|BTC より強い 3銘柄・ETH より強い 3銘柄
1.BNB $731.45(-2.50%)
2.XRP $1.31(-5.61%)
3.SOL $103.47(-4.39%)
4.TRX $0.3280(-0.89%)
5.ZEC $1,214(-10.41%)
6.HYPE $77.61(-5.02%)
7.DOGE $0.0787(-5.07%)
8.XMR $589.99(-5.22%)
9.LINK $11.95(-5.71%)
10.ADA $0.2117(-7.35%)
11.XLM $0.1753(-5.50%)
12.NEAR $4.89(-8.40%)
13.BCH $274.05(-5.16%)
14.LTC $58.57(-5.58%)
15.CC $0.1019(-11.56%)
16.UNI $7.03(-7.71%)
17.AVAX $9.11(-7.28%)
18.SUI $0.9747(-6.80%)
19.GRAM $1.32(-3.27%)
20.HBAR $0.0795(-6.64%)

昨日18銘柄が上げていた20銘柄は、今朝は1銘柄も上げなかった。中央値は-5.60%で、BTCの-3.92%より1.68ポイント深い。BTCより下げが小さかったのはTRX(-0.89%)・BNB(-2.50%)・GRAM(-3.27%)の3銘柄だけである。最も大きく下げたのは、昨日の先頭だったCC(-11.56%)と、3日続けて上位にいたZEC(-10.41%)、昨日+8.46%だったNEAR(-8.40%)だった。直近で強かった銘柄ほど大きく返している。

🛰️ 補助シグナル

12指標本体の置き換えではなく、補助として2枠を置く。個別株の値はHyperliquidの連動先物の24時間比(日本時間10月23日06時43分ごろの取得)で、前営業日の終値ではない。

Private Markets・RWA:Blackstone 連動先物 +7.70%、Robinhood 連動先物 -5.61%、Coinbase 連動先物 -4.78%。今朝の補助シグナルで上げたのは、AIの1銘柄を除けばBlackstoneだけである。未公開市場の運用会社であるBlackstoneは22日に第3四半期決算を公表し、四半期の資金流入は633億ドル、運用資産は1兆3,683億ドル、1株あたりの分配可能利益は1.32ドルだった。一昨日の朝にそろって上げていたBlackstoneとRobinhoodは、二日続けて別の向きに動いた。暗号資産の売買に近い二社はBTCと同じ向きに下げ、未公開資産の運用会社だけが決算を受けて上げている。

AI Capital Cycle:AIの15銘柄の連動先物は、ServiceNow(+1.02%)を除く14銘柄が下げた。下げが大きかったのはMeta -10.31%・Marvell -9.40%・AMD -7.91%・SpaceX(SPCX)-7.73%・Micron -6.67%で、Nvidiaも-4.09%だった。Metaは21日(米国時間)に第3四半期決算を公表しており、売上高は646億ドルで前年同期比26%増、営業利益は129.9億ドルで37%減だった。営業利益には、8月の米国の州司法長官との合意に関する98.9億ドルの費用が含まれる。2026年の設備投資の見通しは1,350億〜1,450億ドルに絞られた。昨日の朝に+4.27%だったMetaの連動先物は、今朝は15銘柄で最も大きく下げている。

【12指標の読み方】

第一に、三日分の戻りが一晩で消えた。

BTCは19日の朝からの戻りの9割近くを返し、主要アルトコイン20は全銘柄が下げた。米テック100と日経225の連動先物は10月4日の朝以降の最安値を更新し、Coinbaseもその水準まで0.02ドルに戻った。19日の朝の安値は、今朝の時点でBTCもS&P 500もまだ割っていない。下値の線は、まだ一本残っている。

第二に、守りの資産が二つに割れた。

米10年金利は今年最大の17bpの低下で、米国債には大きな買いが入った。円もECBの参照レートで10月2日分以降で最も強い水準へ進んだ。一方で金は2.61%下げ、10月4日の朝以降の安値をつけた。株と暗号資産が売られた朝に、資金は米国債と円には向かい、金には向かわなかった。

第三に、変動への備えがすぐに戻った。

3日続けて下がっていたBVIVは、BTCの下げと同時に40台へ戻した。上げの朝に備えが解かれ、下げの朝に備えが積み直される。オプションの市場は、この三日間の戻りを長く続くものとしては値付けしていなかったことになる。

第四に、上げたのは原油とBlackstoneだった。

ブレントは10月4日の朝以降の最高値の$108.38をつけ、WTIも100ドルまで1ドルを切った。決算を出したBlackstoneは+7.70%上げた。売りが広がった朝に上げたものは、どれも値動きの理由がはっきりした資産である。

【先行指標 Watch】

① BTC $81,441。19日の朝の$81,006を守るか。割れば、10月4日の朝以降で最も低い値になる。

② 米テック100 連動先物 28,948と日経225 連動先物 62,341。ともに10月4日の朝以降の最安値で、下げが週をまたいで続くか。Metaの-10.31%が、AIの他の銘柄へ広がるか。

③ 米10年金利 4.96%(10月22日)。財務省の23日分(日本時間24日の朝)で、9月17日の4.94%を割るか。

④ 金 $4,030.6。4,000ドルを割るか、米国債と同じ向きに戻るか。

⑤ USD/JPY 157.046円(10月22日)と日米10年差 2.037%ポイント。日本時間今夜出るECBの23日分で、円高が157円を越えて進むか。

⑥ WTI $99.054とブレント $108.38。WTIが100ドル台に乗るか。9.326ドルまで開いた差が、15日の朝の9.406ドルを超えるか。

⑦ BVIV 40.117。15日の朝の41.017へ向かうか、BTCが戻れば再び下がるか。

今日の結論

19日の朝からの三日間でBTCが積んだ3,775ドルは、一晩で3,340ドルが消えた。主要アルトコイン20は全銘柄が下げ、米テック100と日経225の連動先物は10月4日の朝以降の安値をつけた。その売りの受け皿になったのは米国債で、10年は今年最大の17bp下げた。金は同じ24時間に2.61%下げ、守りの資産としては買われなかった。

BTCの下値には、19日の朝の$81,006が435ドル下に残っている。週末も値がつくBTCがそこを守るかどうかと、日本時間24日の朝に米財務省が出す23日分の10年利回りが、来週の朝の並びを決める。

🔗 一次ソース

本稿は市場環境の解説であり、投資推奨ではない。数値は更新時刻・データ元により差が出る。

🔗 この記事 https://livemakers.com/ja/articles/mkt12-morning-20261023-3247d3a1
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