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SNAPSHOT 2026-10-13 12:03 JST

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📡 Signal|Binance、マイニングプールとクラウド採掘の事業を終了へ

Binance がマイニングプールと Pool Savings・Cloud Mining などを11月10日に終了。マイナーは停止前に接続先の切り替えが必要。

LiveMakers 編集デスク

📡 Signal|Binance、マイニングプールとクラウド採掘の事業を終了へ

Binance は10月13日、ビットコインなどのマイニングプール「Binance Pool」と関連サービスを、11月10日 07:00 (UTC、日本時間16:00) に終了すると告知した。Pool に加え、預けた資産で利回りを得る Pool Savings、採掘能力を借りる Cloud Mining、送金を早める Transaction Accelerator もまとめて閉じる。

世界最大級の取引所が、採掘の受け皿という事業から手を引く。マイナーは約4週間で接続先を切り替える必要がある。理由について、告知は製品とサービスの「継続的な見直しの一環」とだけ書いた。初期報は 速報 で伝えた。

閉じるもの: 採掘の接続から通知まで

告知が終了の対象に挙げたのは次のとおりだ。

  • Binance Pool (マイニングプール本体)
  • Pool Savings
  • Cloud Mining
  • Transaction Accelerator
  • ハッシュレートの Telegram 通知、メール通知、マイニングプールの API

11月10日 07:00 (UTC) に採掘の接続を切り、マイナーが機器を向ける接続先 (Stratum の URL) を無効にする。この時刻より後に送られたハッシュレートやシェアは受け付けず、報酬にも計上しない。同じ日に Binance のトップページから Pool への入口も消える。

マイナーと預け入れ利用者がやること

告知は利用者に、停止時刻より前の対応を求めた。

  • 採掘機器の接続先を、停止時刻より前に別のプールへ切り替える
  • Pool Savings の保有分は、停止前に申し込みを解除するか償還する
  • 必要な記録やレポートは保存しておく

停止時刻までに出した対象のシェアは、最終の報酬計算に含まれる。未払いの報酬や残高、返金、精算は、製品の規約やアカウントの状態、コンプライアンスの確認に沿って処理する。受け取りに本人確認などの手続きが要る場合は、11月10日 23:59 (UTC、日本時間11日 08:59) までに済ませるよう求めた。

Cloud Mining の契約がどう精算されるかについて、告知は「該当する場合は」返金や精算をするとだけ書き、契約ごとの扱いは示していない。Pool のページは11月24日 07:00 (UTC) まで14日間だけ見られ、過去のデータや支払いの状況を確認できる。その後は恒久的に閲覧できなくなる。

2020年に始めた採掘事業の幕引き

Binance Pool は2020年4月に始まった。The Block によると、最初はビットコインの採掘から入った。2021年7月には BSV の採掘サービスを終えており、一部の通貨から退いた例はある。今回は事業ごとの撤退だ。

ビットコインの採掘は、半減期のたびに1ブロックあたりの報酬が減り、マイナーの収益は細っている。AI 向けの計算基盤へ拠点を転じるマイナーも増えた。Binance は撤退の理由を語っていないが、採掘の受け皿を取引所が抱え続ける意味は、以前より小さくなっている。

プールの集約度という点では、ビットコインのハッシュレートは上位の数プールに偏っている。Binance Pool の利用者が他のプールへ散れば、その配分が少し動く。どこへ移るかは、停止後のブロックの採掘者の分布に表れる。

次に見るもの

確認先は2つある。1つは Binance の告知ページで、Cloud Mining の契約の精算方法が追って示されるかを見る。もう1つは mempool.space のマイニングプールの集計で、11月10日の停止の前後に、Binance Pool が掘っていたブロックがどのプールへ移るかが分かる。

ことば

  • マイニングプール — 多数のマイナーの計算能力を束ね、ブロックを掘り当てる確率を上げる仕組み。報酬は出した計算量 (シェア) に応じて参加者に分配される。
  • Stratum — マイナーの機器とプールをつなぐ通信の手順。機器はプールが示す Stratum の URL に接続して仕事を受け取るため、URL が無効になると採掘が止まる。
  • クラウドマイニング — 自分で機器を持たず、事業者の採掘能力を一定期間借りて報酬を受け取るサービス。契約期間の途中で事業者が終了すると、精算の方法が問題になる。

🔗 一次ソース

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