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📡 Signal|日経平均、6月の最高値から1割安の6万4,916円
日経平均は10月19日に6万4,916円で終え、6月の最高値から約10.3%安。6月以降、1割を超える上げ下げを3度繰り返している。

日経平均株価は10月19日、前週末より407円59銭安い6万4,916円70銭で取引を終えた。取引時間中には6万3,831円78銭まで下げ、9月17日以来、約1か月ぶりに6万4,000円を下回った。終値は6月25日の最高値7万2,366円34銭から約10.3%低い。
10月6日に付けた7万683円98銭からは2週間で約8.2%下げ、9月末の終値も下回った。10月の上げはすべて消えた。ただ、6月の最高値の後、日経平均は1割を超える上げ下げを4か月で3度繰り返しており、今回の下げもその往復の中にある。初期報は19日朝の 速報 で伝えた。
19日の値動き、寄り付きから下げた
日経の日次データによると、19日の始値は6万4,819円56銭で、前週末の終値を500円あまり下回って始まった。高値は6万5,067円80銭で、前週末の終値に一度も届かなかった。安値の6万3,831円78銭は前週末比で1,492円51銭安にあたる。下げ幅は大引けにかけて縮み、終値は400円あまりの下げにとどまった。
共同通信は、前週末の米国市場でハイテク株が下げたことが重荷になったと伝えた。週末の間、日経平均に連動する先物は朝の時点で6万3,255で、9日続けて朝の値を下げていた (10月19日朝の12指標)。現物市場は、週末の先物が付けた位置に向けて下げ、その手前で押し戻された形だ。
6 月以降、1 割の往復が 3 度
終値で6月の最高値からの道のりを並べると、振れの大きさが見える。
- 6月25日: 7万2,366円34銭 (最高値)
- 7月29日: 6万1,434円19銭 (最高値から約15.1%安)
- 8月17日: 6万9,220円25銭 (7月29日から約12.7%高)
- 9月15日: 6万3,484円10銭
- 10月6日: 7万683円98銭 (9月15日から約11.3%高)
- 10月19日: 6万4,916円70銭 (10月6日から約8.2%安)
4か月の間、日経平均は6万1千円台から7万2千円台の間を、1割を超える幅で上下してきた。指数は最高値を更新していない一方で、7月末の安値も割っていない。上に抜ける材料と下に崩れる材料が、交互に来ている形だ。
10月の下げの起点は15日だった。前夜に出た米国の9月の消費者物価指数が前年比3.7%と高く、日経平均はこの日3,318円34銭下げた (10月15日の記事)。米国が利上げを続けるという見方が、AI や半導体の設備に大きく投じる銘柄に重くのしかかった。日経平均は、こうした銘柄の比重が大きい。
9 月 15 日の 6 万 3,484 円が次の目安
19日の安値は、9月15日の終値6万3,484円10銭まで約350円に迫った。終値で見ると、9月15日の水準までは1,432円60銭ある。ここを割り込めば、8月以降で最も低い終値になる。
確認先は、10月最後の週に並ぶ二つの中央銀行の会合だ。米国の連邦公開市場委員会 (FOMC) は10月27〜28日、日本銀行の金融政策決定会合は10月29〜30日で、30日に展望レポートが出る。米国がもう一段の利上げに進むか、日銀が円安と物価をどう評価するかで、往復の次の向きが決まる。その前に、日経の日次データで9月15日の終値を守れるかを見る。
ことば
- 日経平均株価 — 東京証券取引所プライム市場の代表的な225銘柄から日本経済新聞社が算出する株価指数。値がさの半導体関連株の動きが指数を大きく左右する。
- 連動先物 — 指数の値動きに連動するよう設計された先物。現物の市場が閉まっている週末や夜間も取引され、翌営業日の寄り付きの手がかりになる。
🔗 一次ソース

