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📡 Signal|Robinhood、ドバイ金融当局の認可で中東進出
Robinhood が DFSA の認可を受け、DIFC を中東の地域本部に。株・暗号資産・ETF・投資トークンを含む 10 区分の売買と保管が対象で、商品群は2027年に開始。日付・対象国・手数料は未公表。

Robinhood は10月22日、ドバイ金融サービス機構 (DFSA) から、ドバイ国際金融センター (DIFC) を拠点に中東で個人向けの投資のサービスを始める認可を受けたと発表した。DIFC を中東の地域本部とし、商品群の提供は2027年に始める計画だ。
Robinhood Newsroom: Robinhood chooses DIFC as regional headquarters to drive Middle East expansion (2026年10月22日) — DFSA の認可、10 の資産の区分、2027年の開始、Salah Kaddoura 氏の役職、発言を確認Robinhood
認可の範囲は、DFSA が認める 10 の資産の区分すべての売買と保管で、株、暗号資産、ETF、投資トークンを含む。米国の個人投資家向けの証券会社が、株と暗号資産を同じ認可の下で扱える拠点を中東に置いたことになる。初期報は23日の 速報 で伝えた。
認可で決まったことと、まだ決まっていないこと
Robinhood の発表で確定しているのは、認可を受けたこと、DIFC を地域本部にすること、2027年に商品群を出すこと、そして中東の事業を Salah Kaddoura 氏 (Robinhood MENA の上級執行役員兼社長) が率いることだ。
一方で、開始の正確な日付、どの国の、どの条件の利用者が口座を開けるのか、手数料はいくらかは、発表に書かれていない。10 の資産の区分のうち、発表が名前を挙げたのは株、暗号資産、ETF、投資トークンの 4 つだけだ。DFSA の認可は DIFC から事業を行うためのもので、湾岸の各国の利用者にどう届けるかは、これから示されることになる。
株と暗号資産を、ひとつの認可で
DIFC の規制の特徴は、株などの伝統的な金融商品と、暗号資産、トークン化された証券 (投資トークン) を、同じ当局の枠組みの中で扱えることだ。Robinhood は米国では証券と暗号資産を別々の会社と規制の下で扱っている。ドバイでは、ひとつの拠点からその全部を出せる。
Robinhood は株式のトークンにも力を入れており、同じ10月22日には、融資プロトコルの Morpho で同社の株式トークンを借り入れの担保に使えるようになったことも告知した (10月23日の Signal)。認可に投資トークンが含まれていることは、こうした商品を中東の個人にも届ける道を残す。ただし、ドバイでの商品の中身は、まだ何も示されていない。
発表には、Vlad Tenev 最高経営責任者 (CEO) のほか、暗号資産と国際部門を率いる Johann Kerbrat 氏、DIFC 当局の Arif Amiri 最高経営責任者が名を連ねた。Kerbrat 氏は、この地域の投資家に「現代的で使いやすい金融の道具」を届けると述べた。
次に見るもの
確認先は、Robinhood の公式ニュースルームと DFSA の公開の登録簿だ。2027年の開始までに、対象の国と利用者の条件、取り扱う銘柄、手数料が示されるかを見る。特に、暗号資産と投資トークンを個人に最初から出すのか、株から段階的に始めるのかで、中東での事業の重心が分かる。
ことば
- DFSA (ドバイ金融サービス機構) — ドバイ国際金融センター (DIFC) の中の金融サービスを監督する当局。DIFC には UAE の他の地域とは別の金融の規制が適用される。
- 投資トークン — DFSA の規制の上で、株や債券などの証券の権利をトークンの形にしたもの。暗号資産とは別の区分として扱われる。
- 地域本部 — 多国籍企業が、ある地域の事業をまとめて管理する拠点。Robinhood は中東・北アフリカ (MENA) の事業を DIFC から統括する。
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