Signal
Aave V4がEthereumの外へ——初の展開先はAvalanche、狙いはトークン化資産の融資
DeFi最大級のレンディングAaveが、次世代アーキテクチャV4をEthereum以外へ初めて展開した。行き先はAvalanche。単なるマルチチェーン化ではなく、トークン化資産を担保にした信用市場への布石である。
■ 何が起きたか
7月15日、AaveはAvalanche上でV4を稼働させた。V4がEthereum外へ出るのは初めてで、複数の融資市場が流動性を共有しつつ別々のリスク枠組みで動く「Hub-and-Spoke」構造を導入する。ローンチ時の対応資産はAVAX・sAVAX・BTC.b・WETH.e・USDC・USDT・EURC。リスク評価はLlamaRisk、価格オラクルはChainlinkが担う。
■ なぜAvalancheか
最初の重点市場のひとつは、トークン化資産を担保にした融資だ。RWA(現実資産)のトークン化とオンチェーン信用を接続する試みで、Aaveはここを起点に他チェーンへのV4展開も広げる構えを見せる。
■ 見るべき分岐
Avalanche上のTVLと利用の伸び、トークン化担保市場の立ち上がり、そして次のV4展開先。DeFiレンディングの競争軸が「どのチェーンで、何を担保に」へ移っていることを映す一手だ。
【一次ソース / 参照】
- V4 Avalanche展開(7/15・Ethereum外初): Crypto Times https://www.cryptotimes.io/2026/07/15/aave-rolls-out-v4-on-avalanche-as-first-deployment-beyond-ethereum/
- Hub-and-Spoke・対応資産: Cointelegraph https://cointelegraph.com/news/aave-brings-v4-to-avalanche-laying-groundwork-for-tokenized-asset-lending
- ガバナンス提案(ARFC): Aave Governance https://governance.aave.com/t/arfc-deploy-aave-v4-on-avalanche/25165