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SNAPSHOT 2026-11-06 07:30 JST

Signal

📡 Signal|ドコモ、不正アクセスで最大約30万件の顧客情報が流出

ドコモが第二報で流出を確認。氏名や住所、生年月日など最大約30万件。同じ5日の全国の通信障害は別の原因と説明している。

LiveMakers 編集デスク

📡 Signal|ドコモ、不正アクセスで最大約30万件の顧客情報が流出

NTTドコモは11月5日午後6時30分時点の第二報で、ドコモオンラインショップと My docomo への不正アクセスにより、顧客情報が流出したと確認した。最大約30万件で、氏名、住所、生年月日、携帯電話番号、連絡先電話番号などが含まれる。

同日朝の第一報の「不正なアクセスの可能性が高い」から、半日で「流出を確認」へ進んだ。11月5日の記事で確認先に置いた、漏えいの有無に答えが出た。電話番号と住所、生年月日がそろった情報は、なりすましの材料になる。今日から気をつけるべきことがはっきりしている。

第二報で確定したこと、まだのこと

第二報の時系列は次のとおりだ。

  • 11月4日: 外部からの不正なアクセスを確認
  • 11月5日午前1時5分ごろ: オンラインショップと My docomo の各種手続きを停止
  • 11月5日: 調査で一部の顧客情報の流出を確認。すべてのアクセスを遮断し、新たな流出は確認していない

分かっていないことも多い。原因、侵入の経路、流出の範囲と件数は調査中で、「最大約30万件」はあくまで上限だ。項目の列挙には「など」が付いており、完全な一覧ではない。パスワードやクレジットカードの情報が含まれるかどうかにも、お知らせは触れていない。

ケータイ Watch によると、流出した情報の利用者に地域や料金プランの共通点はないという。流出した項目が確定すれば、対象者に速やかに連絡するとドコモは書く。手続きの再開時期は未定のままだ。

ドコモの名前が並んだ3つを切り分ける

ドコモの名前が並んだこの週の出来事は、原因が別々だ。

出来事時期説明
不正アクセスと流出11月4〜5日自社のショップと My docomo。最大約30万件
5G SA の全国的な障害11月5日午前11時18分ごろ〜6日午前1時20分ごろ交換機の輻輳。不正アクセスの形跡は確認されず
ドコモ光の流出10月27日に発表委託先の So-net への侵入。44万3,495件

ITmedia NEWS によると、5G SA の障害は約14時間続いた。音声通話、データ通信、SMS が使いにくくなったのは5G SA (5G 専用の設備で動く方式) の契約者で、それ以外の利用者とドコモの回線を借りる通信事業者 (MVNO) に影響はなく、緊急通報も影響を受けなかった。ドコモは発生の前後を調べ、不正アクセスの形跡やサイバー攻撃を示す事象は確認されていないと説明している。

時期が重なったので結びつけたくなるが、公表された説明のうえでは別の事象だ。So-net の件も、委託先の会員データベースへの侵入で、今回の自社のサーバーへの不正アクセスとは経路が違う。

回線の契約情報が持つ重さ

携帯の回線は、銀行や証券の口座、行政の手続きで本人を確かめる番号の受け皿になっている。今回の項目には、その携帯電話番号と、住所、生年月日が含まれる。お金や契約の手続きで本人確認に使われる情報の組み合わせだ。

ドコモは、流出した情報を悪用する不審なメール、SMS、電話への注意を呼びかけている。メッセージの URL やファイルを開かず、個人情報、パスワード、クレジットカードの情報を入力・返信しない。問い合わせ先はドコモインフォメーションセンターで、ドコモの携帯から151、他社の電話から0120-800-000、午前9時から午後8時まで受け付ける。

国内では不正アクセスによる流出の報告が秋に入って相次いでいる。通信大手の自社サーバーまで広がったことで、本人確認を電話番号に頼る手続きを、利用者の側でも見直す理由ができた。

次に見るもの

確認先はドコモの「お知らせ」に出る第三報だ。件数の確定、原因と侵入の経路、パスワードや決済の情報の有無、そしてオンラインショップと My docomo の再開の時期の4点を見る。対象者への個別の連絡が届いたかどうかも、利用者にとっての次の確認点になる。

ことば

  • My docomo — ドコモの契約内容の確認や料金プランの変更を行う会員向けのサイト。今回は不正アクセスを受けた窓口の一つで、緊急メンテナンスで各種の手続きが止まっている。
  • 5G SA — 4G の設備に頼らず、5G 専用の設備だけで動く通信方式。今回の全国的な障害は、この方式の契約者を収容する交換機の輻輳が原因と説明されている。
  • 輻輳 (ふくそう) — 通信が特定の設備に集中し、処理しきれなくなる状態。設備の故障や攻撃がなくても起きる。

🔗 一次ソース

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