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Review status: auto_collectedSource: collected_liveas-of 07:30 JSTPacket ID: alt20_2026101207Top-page market prices are Hyperliquid perpetual-futures prices (US 10Y from the U.S. Treasury).
SNAPSHOT 2026-10-12 07:30 JST

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📡 Signal|Robinhood、米国の個人に最大10倍の無期限先物

Robinhood が米国の適格な顧客に暗号資産の無期限先物を提供すると発表した。8銘柄で、レバレッジは BTC と ETH が最大10倍、ほかは3倍まで。上場先と審査の手続きは開示されていない。

LiveMakers Editorial Desk

📡 Signal|Robinhood、米国の個人に最大10倍の無期限先物

Robinhood は9月29日 (米国時間)、ヒューストンで開いた年次イベント HOOD Summit で、米国の適格な顧客に無期限先物 (perps) を提供すると発表した。対象は BTC、ETH、SOL、XRP、DOGE、ADA、LINK、HYPE の8銘柄で、レバレッジは BTC と ETH が最大10倍、ほかの6銘柄は3倍までになる。

暗号資産の無期限先物は、長くオフショアの取引所が主な受け皿だった。米国の大手ブローカーが同じ商品を自社アプリに載せることで、個人の先物ポジションの一部が規制下の窓口に移る道筋ができる。

発表された条件

同社ニュースルームの発表によれば、無期限先物は Robinhood の先物部門 Robinhood Derivatives が、同社傘下の暗号資産取引所 Bitstamp を通じて提供する。取引手数料は年末まで1取引あたり1ベーシスポイント (0.01%)。逆指値と利益確定の注文を置け、清算価格をリアルタイムで確認でき、ポジションが危うくなると通知が届く。

提供時期の書き方は、発表の面によって違う。ニュースルームは「今後数か月のうちに」アプリ内で取引できるようになると書き、同じ夜の公式 X は「米国のトレーダー向けに提供を広げ始めた」と告知した。段階的な提供が始まったところで、全ての適格顧客に行き渡るのは先になると読むのが両者に整合する。何をもって「適格」とするかの基準は、発表には書かれていない。

公式 X は、この追加で Robinhood が株式、オプション、暗号資産、先物、予測市場、無期限先物の6つの資産クラスを一つのプラットフォームで扱う初の大手ブローカーになったとも説明している。比較の基準は示されておらず、同社自身の位置づけとして読むのが妥当だ。

10倍と3倍の線引き

レバレッジの上限は銘柄で二段に分かれた。10倍が認められたのは BTC と ETH だけで、SOL や XRP、DOGE は3倍に抑えられた。CoinDesk の報道によれば、同社は値動きの大きい銘柄に低い倍率を意図して選んだ。

無期限先物は満期がなく、先物価格を現物価格に寄せるために、買い手と売り手の間で定期的に資金調達率 (ファンディングレート) を払い合う。レバレッジが高いほど、少ない値動きで清算に届く。10倍なら逆方向への約1割の値動きで証拠金の大半が失われる計算になり、3倍ならその幅は約3割に広がる。上限を分けたのは、清算が連鎖しやすい銘柄ほど個人の損失が速く積み上がるという判断と読める。

8銘柄の中に、無期限先物の分散型取引所 Hyperliquid のトークン HYPE が入っているのも目を引く。オフショアの無期限先物市場から育った銘柄が、今度は米国のブローカーの無期限先物の対象になる。

オンショアへの道筋はまだ一本ではない

米商品先物取引委員会 (CFTC) は5月29日、指定契約市場 (DCM) の KalshiEX が申請したビットコインの無期限先物 BTCPERP の上場を、規則40.3に基づく審査で承認した。現金決済で24時間取引され、資金調達率で現物価格との乖離を抑える設計の契約だ。CFTC はこの判断の射程について、深く活発で継続的な現物市場を持つデジタル・コモディティを参照する無期限先物に限られると付け加えている。

Robinhood の発表は、米国で提供する8銘柄の無期限先物がどの取引所に上場され、どの審査手続きを経るのかを書いていない。Bitstamp は4月から欧州で無期限先物を提供しているが、これはスロベニアの証券市場庁が監督する MiFID II の投資会社としての提供で、レバレッジの上限も10倍だ。米国での提供形態は、それとは別の枠組みで組み立てる必要がある。同じ発表のうち週末の株式取引には「規制当局の審査を条件に」という但し書きが付いたが、無期限先物の項には同種の記載がない。

分岐は上場先の開示

基本線は、BTC と ETH の10倍から始まる無期限先物が段階的に適格顧客へ広がり、年末までの低い手数料で取引量を集める展開だ。米国の個人がオフショアに向けていた需要の一部が戻れば、BTC と ETH の資金調達率や建玉の偏りに、米国の時間帯の色が付き始める。

リスク側は、上場先と審査の手続きが開示されないまま提供範囲の拡大が先行するケースだ。とくに SOL や DOGE、HYPE といった BTC 以外の銘柄について、CFTC が5月の判断で示した「深く活発で継続的な現物市場」の条件をどう満たすと説明するかが問われる。

確認先は CFTC の業界提出書類 (Industry Filings) のページ。Robinhood 系列または Bitstamp 系列の取引所から、これら8銘柄の無期限先物の自己認証か承認申請が出るかどうかを見る。あわせて、Robinhood のヘルプページに適格要件と提供済みの銘柄一覧が掲載されるかを追う。

ことば

  • 無期限先物 (perps) — 満期日のない先物。決済日が来ないかわりに、先物価格が現物から離れた側が相手に資金調達率を払う仕組みで価格をつなぎとめる。暗号資産の取引で最も取引量の多い商品の一つ。
  • 資金調達率 (ファンディングレート) — 無期限先物で、買い方と売り方の間で定期的に受け渡される手数料。買いが多すぎると買い方が払い、売りが多すぎると売り方が払うため、ポジションの偏りを映す指標としても読まれる。
  • 指定契約市場 (DCM) — CFTC に登録された先物取引所。上場する契約は自己認証か CFTC の承認を経る必要があり、米国で規制下の無期限先物を出す際の入口になる。

🔗 一次ソース

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