SNAPSHOT
BTC/USD$72,753+5.2%
ETH/USD$2,313.74+2.6%
ADA/USD$0.1965+3.8%
NIGHT/USD$0.01953+3.2%
S&P 5007,641.16-0.9%
日経平均先物65,485-0.8%
DXY98.841+0.0%
USD/JPY158.973-0.4%
Gold$4,575.50+1.9%
WTI$86.29+0.5%
米10年金利4.696%+0.9%
VIX16.01+7.5%
審査状態: auto_collectedソース: collected_liveas-of 2026-08-21 07:45 JSTパケットID: mext_2026082107数値は取得時点のスナップショットです
SNAPSHOT 2026-08-21 07:30 JST

朝の12指標

🔬 7月14日朝のマーケット|12指標

金曜の熱狂は、月曜に反転した。

先週金曜、SKハイニックスの鮮烈な米上場デビュー(+12.8%)でAIメモリが沸き、NVIDIAは+4%で週を終えた。だが週末、トランプ大統領がイランへの海上封鎖の再発動を表明。月曜、原油は火を噴いた——WTIは+9.4%で$78、Brentは+9.6%で$83、2020年以来の急騰だ。

原油→金利→株の連鎖が発火した。米10年債は4.61%へ上がり、高PERのAI半導体が総崩れ。皮肉にも、金曜デビューのSKハイニックスは月曜、韓国市場で-15%急落した(四半期利益が未達となる観測)。金曜の主役が、月曜の元凶になった。

VIXは+14%で17台へ跳ね、株式・暗号・日経が全面安。そして金すら-2.3%で$4000を割った。売られなかったのは、ドルだけだった。

そして本日、Fed新議長ウォーシュが議会証言に立ち、同じ日に6月CPIが出る。

【朝の12指標】

本稿作成時点、日本時間 2026年7月14日朝の自動12指標レコードを基準にしたスナップショット。米株・米金利・COIN・VIXは7/13(月)終値、前営業日は7/10(金)。原油・金・日経先物・為替・暗号資産は火曜朝のライブ値(対 前終値)。

1|BTC 約 $62,111(-2.61%) $62K台へ下落し、$60K割れが視野に入る。広範リスクオフの全面安に連れた。もっとも売りはアジア時間の先物レバレッジ解消が主導で、BTC現物ETFはむしろ週間で資金流入に転じている(8週ぶり)。$65K奪回は遠のいた。

2|ETH 約 $1,765(-2.06%) $1.8K割れ。BTCと連動した下落。

3|ADA 約 $0.15665(-3.09%) 暗号全面安に連れ安で、多年来の安値圏。ADA固有の悪材料ではなく、マクロ発の売りだ。オンチェーンでは7/7以降クジラが3.2億ADAを買い増す動きもみられるが、当日の地合いには勝てていない。

4|NIGHT 約 $0.02927(-3.61%) $0.029台。12指標の暗号内で下げ最大級。市場全体のリスクオフに連れ安。

5|S&P 500 7,515(-0.79%) 月曜は反落。ナスダック-1.55%、ダウ-0.26%。原油発の金利上昇と半導体安が指数を圧迫した。エネルギー株高がダウの下げを和らげた。

6|日経平均先物 約 67,150(-3.13%) 急落。米ハイテク安の連れ安が、円安(162円)の追い風を打ち消した。SKハイニックス・サムスンの半導体安がアジアを直撃。

7|DXY 101.277(+0.30%) ドル高。リスクオフの逃避買い。「売られなかったのはドルだけ」を象徴する。

8|USD/JPY 162.43(+0.04%) 162円台で膠着。介入警戒ゾーンでの円安が続く。日経先物の支えであると同時に、円のボラ要因でもある。

9|Gold 約 $4,012(-2.26%) $4000割れ。地政学ショックの最中でも金は売られた——13カ月ぶり高値のドルと金利上昇が重しになった。市場では利下げ観測が後退し、一部では利上げ観測すら浮上する。安全資産すら割引率の上昇に勝てない、広範デリスクの象徴だ。

10|WTI 約 $77.93(+9.13%) 急騰。トランプ大統領がイランへの海上封鎖の再発動を表明し、全通航貨物への「20%課金」と「ホルムズの守護者」を掲げた。封鎖は米東部時間の本日午後開始とされ、原油は火曜朝も$80手前へ上げ続ける。終値は$78.14(+9.4%)。ホルムズは世界の石油の約2割が通る要衝だ。

11|米10年債利回り 約 4.61%(+0.88%) 利回り上昇。原油発のインフレ再燃観測が、割引率の床を押し上げた。本日の6月CPIが最初の試金石になる。

12|VIX 17.16(+14.17%) 急騰。金曜の15台から17台へ——「低位安定」から「警戒」へ明確に転じた。当日の変化率+14%が、恐怖感の後退ではなく復帰を示す。

🛰️ 補助シグナル(サテライト|12指標本体とは別枠)

(個別株は7/13(月)終値ベース、前営業日7/10(金)比・配当調整済。本体12指標の置き換えではなく、サテライトとして見る)

■ AI Capital Cycle 月曜、半導体が総崩れした。Marvell -7.75%、Applied Materials -4.50%、Micron -4.32%、AMD -4.21%、Broadcom -3.98%、NVIDIA -3.52%、TSMC -2.89%。金曜にSKハイニックスの米上場で+4%だったNVIDIAが、一日で反転した。引き金は二つ——原油発の金利上昇(10年債4.61%)が高PERの割引率を直撃したことと、金曜デビューのSKハイニックスが月曜に韓国市場で-15%急落(四半期利益未達の観測)し、メモリ複合体を巻き込んだことだ。唯一Palantir +2.56%が逆行した——「作る側(チップ・装置)」が叩かれ、「使う側(ソフト)」が耐えた。直近上場のSPCX(SpaceX)は-4.24%。金曜のメモリ高揚が、一日で全反転したサテライト。

■ Private Markets / RWA オルタナ運用勢は、半導体ほど売られなかった。Apollo -1.25%、Ares -1.12%、Blackstone -0.85%、Blue Owl -0.75%、StepStone -0.35%、KKR -0.03%、Hamilton Lane -0.04%。半導体が-4〜-8%で崩れる中、金利敏感のはずのクレジット系運用は小幅安に留まった。もっともこれは新規の買いというより、2026年に既にYTDで大きく調整済み(各社-12〜-18%)で、この日の追加ディレーティングの余地が小さかった側面が大きい。売りは高PER・高ベータのAI半導体に集中した一日だった。構造面では、オンチェーンRWA残高は約$33.5B(7/8時点・前月比+4.4%)と拡大が続く一方、私募クレジットは解約要請(Blackstone BCRED 7.9%等)が個社の資本対応を促す局面が並走する。12指標側のCOINは-1.07%。

【12指標の読み方】

週末に灯った原油の警戒が、月曜、現実の相場になった。

トランプ大統領がイランへの海上封鎖の再発動を表明し、原油は火を噴いた。WTI +9.4%、Brent +9.6%——国際指標は2020年以来の急騰だ。米は全通航貨物への「20%課金」を掲げ、封鎖は本日(米東部午後)開始とされる。イランはホルムズ海峡の「閉鎖」を主張し、米CENTCOMは「開いている」と反論する。世界の石油の約2割が通る要衝の綱引きが供給リスクプレミアムを一段押し上げ、原油は火曜朝も上げ続けている。

原油高は、一本の糸で全資産へ繋がった。原油→インフレ→金利、である。

米10年債は4.61%へ上がり、割引率の床が上がった。まず売られたのは高PERのAI半導体だ。しかも金曜、鮮烈にデビューしたはずのSKハイニックスが、月曜には韓国市場で-15%急落した——四半期利益が未達となる観測が引き金だ。金曜の熱狂が、月曜の失望に変わり、Marvell -7.75%を筆頭にメモリ複合体が総崩れした。

そして、この日の売りは広範だった。

株式(S&P -0.79%、ナスダック -1.55%、日経先物 -3.13%)だけでなく、暗号資産(BTC -2.6%、ADA -3.1%)も、そして金(-2.3%、$4000割れ)までもが売られた。地政学ショックの最中に安全資産の金が売られたのは、ドル高・金利上昇が重しになったからだ。買われたのは、ドルだけ。これは単なるリスクオフではなく、割引率の上昇が全資産を同時に押し下げる「広範デリスク」の局面だ。

そして今日、金利の物語が試される。

本日、6月CPIが発表され、同じ日にFed新議長ウォーシュが下院で初の議会証言に立つ(上院は明日)。皮肉なことに、6月CPIは前年比3.8%(前月4.2%)への低下が見込まれる——だがそれはイラン外交で原油が緩んだ「過去」の数字だ。目の前の原油ショックは、その逆を向いている。軟らかい過去のCPIと、硬い足元の原油。ウォーシュがどちらを見るかが、金利の次を決める。

【先行指標 Watch】

① ホルムズ海峡と原油——海上封鎖の再発動とイランの「閉鎖」主張が、実力封鎖=供給途絶へエスカレートするか。WTI $78の定着か、$80超か、和平で反落か。市場最大のテール

② 本日のCPIとウォーシュ議会証言(7/14下院・7/15上院)——6月CPI(予想3.8%)が示す過去の disinflation と、原油ショックが呼ぶ将来のインフレ再燃。新議長がどちらに重心を置くか。今週最大のイベントリスク

③ AI半導体の売り継続——SKハイニックス-15%発のメモリ総崩れ(Marvell -7.75%等)が決算シーズンへ波及するか。NVIDIA反転とPalantir逆行の行方

④ 米10年債4.61%——原油発のインフレ再燃が利回りを延長させるか。4.6%超の定着は高PER株の重し

⑤ 暗号資産の下値——BTC $60K割れの回避と、多年来安値圏のADAの下げ止まり。原油・金利・Fed のマクロが主触媒。今週はCLARITY法の進展も暗号の材料

⑥ 金$4000とドル——リスクオフでも売られる金がどこで下げ止まるか。ドル高・円安162円の綱引き

今日の結論。

金曜の熱狂は、月曜に反転した。

トランプのイラン海上封鎖再発動で原油が+9%跳ね、金利が上がり、金曜デビューのSKハイニックスは-15%急落して半導体を総崩れさせた。株式・暗号・金までが売られ、残ったのはドルだけ。週末に灯った警戒が、広範デリスクとして到着した。

今日の12指標は、「トランプのイラン海上封鎖発の原油急騰が、金利上昇を通じて全資産を同時に押し下げた広範リスクオフの局面——そして本日のCPIとFed新議長ウォーシュ証言が、軟らかい過去と硬い足元のどちらに金利を振るかを決める」と読む。

透明性メモ:

本稿は本日朝(07:30 JST)の自動12指標スナップショットを基準に作成した。米株・米金利・COIN・VIXは7/13(月)終値、前営業日は7/10(金)。原油・金・日経先物・為替・暗号資産は火曜朝のライブ値(対 前終値)——特にWTIは07:30時点$77.93(+9.13%)だが、月曜終値は$78.14(+9.4%)、その後さらに$79-80へ上昇しており、水準は更新時刻・データ元(連続限月 vs 期近settle)で差が出る。暗号資産は本稿作成時のライブ価格と照合し、BTC・ETH・ADA・NIGHTは方向・水準とも整合を確認した(ライブでBTC -2.9%、ADA -3.7%)。トランプ大統領のイラン海上封鎖再発動と原油急騰(WTI +9.4%・Brent +9.6%=2020年以来)、7/13米株反落、SKハイニックスの-15%急落発の半導体安、Fed新議長ウォーシュの議会証言(7/14下院・7/15上院)と同日の6月CPI(予想前年比3.8%)はCNBC・Yahoo Finance・cryptobriefing・Bloomberg等の報道で確認した。補助シグナルの個別株は7/13(月)終値ベース(前営業日7/10比・配当調整済 auto_adjust=True)でライブ取得し、ex-配当による符号反転がないことを確認した。SPCX=SpaceX個別株・OWL=Blue Owl Capitalとして identity 確認済み。VIXは絶対水準17.2ながら当日+14.17%と急騰しており「恐怖感の後退」ではなく「警戒への転換」と読む(自動要約の絶対水準ベース表現は不採用)。数値は更新時刻・データ元により差が出る。本稿は市場環境の解説であり、投資推奨ではない。

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