SNAPSHOT
BTC/USD$81,330-0.1%
ETH/USD$2,394.20+0.4%
Coinbase(perp)$164.14-2.7%
S&P 500(perp)7,633.00-0.5%
米テック100(perp)29,001.00+0.1%
日経225(perp)62,432+0.0%
EUR/USD(perp)1.1206-0.2%
USD/JPY(perp)156.820+0.1%
Gold(perp)$3,998.90-0.8%
WTI(perp)$103.46+4.5%
米10年金利5.00%+0.8%
BTCボラティリティ(BVIV)39.27-1.7%
Review status: auto_collectedSource: collected_liveas-of 07:30 JSTPacket ID: alt20_2026102407Top-page market prices are Hyperliquid perpetual-futures prices (US 10Y from the U.S. Treasury).
SNAPSHOT 2026-10-24 07:30 JST

12 Indicators: Weekend

🔬 週末マーケット|12指標

原油が100ドルを超えた週に、金は4,000ドルの目前まで下げた。WTIの連動先物は1週間で4.39%上げて$103.16、金の連動先物は3.99%下げて$4,001.4。

LiveMakers Editorial Desk

🔬 週末マーケット|12指標

WTIの連動先物は1週間で4.39%上げて$103.16と100ドルを超え、ブレント原油の連動先物は$111.4を付けた。
同じ1週間で金の連動先物は3.99%下げて$4,001.4と、4,000ドルの目前まで来た。
10月22日には米国債利回りが2年で16bp、10年で17bp下げ、翌朝の12指標は金・暗号資産・株の先物がそろって下げた。

今週、はっきり買われたのは債券だけだった。米10年債利回りは5.09%から5.00%へ9bp、日本の30年債は4.024%から3.952%へ7.2bp下げた。一方で米国の5年の期待インフレの部分は2.37%ポイントから2.48%ポイントへ11bp広がり、物価への備えは厚くなっている。

物価の上振れに備える週に、物価への備えの代表である金が売られた。この食い違いが、今週の12指標の芯にある。

【週末12指標】

数値は日本時間2026年10月24日06:35に確定した週末レコードによる。1〜7・9・10・12はHyperliquidの先物(perp)の取得時点の価格で、カッコ内は24時間比(前日終値比ではない)。株価指数・Coinbase株・ユーロ・金・原油は、原資産に連動する先物の値である。8のUSD/JPYは欧州中央銀行(ECB)の参照レートから算出した10月23日の値、11の米10年金利は米財務省が10月23日分として公表した利回りで、カッコ内はどちらも前営業日との比較。前週末比は10月17日の週末レコードとの比較。

1|BTC
$81,392.0(-0.10%)
前週末比-0.42%(前週末$81,736.8)。10月19日の朝の$81,006を底に、22日の朝に$84,781まで上げ、23日の朝に1日で3.92%下げた。週の朝の幅は4.7%近くあり、行って戻って前週末とほぼ同じ場所に着いた。

2|ETH
$2,399.2(+0.29%)
前週末比-0.82%(前週末$2,419.0)。19日の朝の$2,360.9は10月4日以降の朝で最も低い。22日の朝に$2,501.1まで戻したが、23日の朝に4.33%下げ、上げ幅をほぼ失った。

3|Coinbase(COIN 連動先物)
$164.33(-2.80%)
前週末比-5.39%(前週末$173.7)。米国の暗号資産取引所Coinbase Globalの株価に連動する先物の値で、今朝の値は10月4日以降の朝で最も低い。前週末比の下げがBTC・ETHより深いのは2週続けてである。

4|S&P 500 連動先物
7,634.2(-0.36%)
前週末比-0.29%(前週末7,656.7)。22日の朝の7,753.5を今週の高値に、23日の朝に1.18%下げた。週の下げは株価指数の先物3本で最も浅い。

5|米テック100 連動先物
29,005(+0.19%)
前週末比-0.75%(前週末29,224)。22日の朝の29,822から23日の朝に2.86%下げた。先週の5.45%の下げのあと、今週は戻りきらずに小幅の下げで終えた。

6|日経225 連動先物
62,522(+0.40%)
前週末比-1.60%(前週末63,538)。21日の朝の65,160まで戻したのち、23日の朝に3.99%下げて62,341と、10月4日以降の朝で最も低い値を付けた。10月7日の朝の70,885からは11.8%下げている。

7|EUR/USD
1.1206(-0.15%)
前週末比-0.31%(前週末1.1241)。19日の朝の1.1190を今週の安値に、1.12前後で週を過ごした。株と金が売られた週に、ドルはユーロに対してわずかに買われた。

8|USD/JPY
156.803円(10月23日・前営業日比-0.15%)
前週末比-0.77%の円高(前週末158.02円)。日米の10年金利差は2.142%ポイントから2.086%ポイントへ5.6bp、2年の差は2.827%ポイントから2.776%ポイントへ5.1bp縮んだ。差の縮みと円高の向きは、2週続けて揃っている。

9|金
$4,001.4(-0.72%)
前週末比-3.99%(前週末$4,167.6)。22日の朝の$4,139.0から23日の朝に2.61%下げ、今朝も下げた。今朝の値は10月4日以降の朝で最も低い。米国の実質利回りが下がり、期待インフレが広がった週に下げた。

10|WTI 原油
$103.16(+4.09%)
前週末比+4.39%(前週末$98.824)。10月4日以降の朝で初めて100ドルを超えた。10月8日の朝の$88.715からは16.3%上げている。12の外のブレント原油連動先物は$111.4(+2.77%)で、前週末の$106.39から4.71%上げた。

11|米10年金利
5.00%(10月23日・前営業日比+4bp)
前週末比-9bp(-1.77%・前週末5.09%)。19日に5.15%まで上げたあと、22日に1日で17bp下げて4.96%と、9月22日と同じ水準に並んだ。23日に4bp戻した。

12|BTC ボラティリティ(BVIV)
39.308(-1.62%)
前週末比-2.09%(前週末40.149)。BTCのオプション価格から算出される先行きの変動率の指数(BVIV)に連動する先物の値。20日から22日の朝は40を下回り、BTCが1日で3.92%下げた23日の朝に40.117と40に戻したが、今朝はまた40を割った。

【主要アルトコイン20】
20銘柄中 13上昇・7下落・0横ばい|中央値 +0.14%|BTC より強い 13銘柄・ETH より強い 8銘柄
1.BNB $741.41(+1.32%)
2.XRP $1.31(+0.08%)
3.SOL $103.77(+0.23%)
4.TRX $0.3300(+0.61%)
5.ZEC $1,228(+1.20%)
6.HYPE $77.58(+0.05%)
7.DOGE $0.0793(+0.76%)
8.XMR $589.39(-0.23%)
9.LINK $11.91(-0.31%)
10.ADA $0.2140(+1.02%)
11.XLM $0.1747(-0.28%)
12.NEAR $4.80(-1.97%)
13.BCH $284.47(+3.69%)
14.LTC $57.94(-1.04%)
15.CC $0.1027(+0.95%)
16.UNI $7.09(+0.95%)
17.AVAX $9.13(+0.18%)
18.SUI $0.9767(+0.10%)
19.GRAM $1.30(-1.57%)
20.HBAR $0.0782(-1.61%)

今朝の24時間では20銘柄中13銘柄が上げ、中央値の+0.14%はBTCの-0.10%を上回った。ただし前週末の朝の値と比べると、上げたのはZEC・XMR・BCH・BNBの4銘柄だけで、中央値は-2.47%と、BTCの-0.42%より深い。1週間で見ると、下げはBTCに浅く、その外側に広がっている。

【日米の長期金利】

米国は、1日で週の動きを決めた。

米財務省の日次利回りで10月16日と10月23日を並べる。1年債4.46%→4.44%、2年債4.74%→4.69%、3年債4.82%→4.75%、5年債4.89%→4.82%、7年債4.98%→4.89%、10年債5.09%→5.00%、20年債5.47%→5.37%、30年債5.43%→5.33%。週の前半はむしろ上げていて、10年は19日に5.15%を付けた。それが22日の1日で、2年が4.81%から4.65%へ16bp、5年が17bp、10年が17bp、30年が13bp下げた。2年の4.65%は9月14日以来の低さである。

中身を実質利回りで分けると、今週は先週と形が違う。10年の実質利回りは2.74%から2.66%へ8bp下げ、名目から実質を引いた期待インフレの部分は2.35%ポイントから2.34%ポイントへほぼ動いていない。5年では実質が2.52%から2.34%へ18bp下げ、期待インフレの部分は2.37%ポイントから2.48%ポイントへ11bp広がった。22日の1日に限れば、5年の実質は2.55%から2.33%へ22bp下げ、期待インフレの部分は5bp広がっている。先週は実質の側が下げを全部担った。今週は短めの年限で、実質が下がり、期待インフレが上がるという逆向きの動きが同時に起きた。

先週この欄が挙げた入札は、その動きの中で通った。21日の20年債の追加発行(130億ドル)は最高落札利回り5.469%、応札倍率2.73倍。22日の5年物価連動国債(260億ドル)は最高落札利回り2.367%、応札倍率2.41倍だった。先週は、落札利回りが2.5%を大きく割れば実質の側の下げを入札が追認したことになると書いた。2.367%は2.5%を13bp下回り、同じ日に市場の5年の実質利回りは2.33%まで下げた。

日本は、超長期が先に下げた。

財務省の国債金利情報で10月15日と10月22日を並べる。1年債1.652%→1.660%、2年債1.913%→1.914%、5年債2.331%→2.304%、7年債2.535%→2.508%、10年債2.948%→2.914%、20年債3.786%→3.707%、30年債4.024%→3.952%、40年債4.031%→3.959%。10年の下げは3.4bpで、20年の7.9bp、30年と40年の7.2bpの半分に満たない。30年は20日に3.992%と10月で初めて4%を下回り、22日の3.952%は8月7日の3.925%以来の低さにある。10年の2.914%は9月9日の2.891%以来、20年の3.707%は8月10日の3.696%以来の低さである。

先週この欄が来週の最初の分かれ目に挙げた20日の20年利付国債(第198回)は、応募額3兆1,390億円に対し募入決定額5,371億円で約5.84倍、募入平均利回り3.723%、募入最高利回り3.729%で通った。10年・30年の入札の約3.8倍を大きく上回る厚さで、3.7%台の利回りに買い手が付いた。20年債の利回りは、入札の日に3.776%から3.723%へ5.3bp下げている。

金利差は、10年で2.142%ポイント(米10月16日5.09%と日本10月15日2.948%)から2.086%ポイント(米10月23日5.00%と日本10月22日2.914%)へ5.6bp縮んだ。米国の10年が9bp下げ、日本の10年が3.4bpしか下げなかったためである。2年では2.827%ポイントから2.776%ポイント(米4.69%と日本1.914%)へ5.1bp縮み、円は0.77%上げた。2年の差は、日本の2年がまったく動かないなかで、米国の側だけで縮んでいる。

【12指標の読み方】

今週の12指標は、債券・原油・それ以外の3つに分かれた。

債券は買われた。米国の10年が9bp、日本の30年が7.2bp下げ、日本の20年債入札は約5.84倍の応札を集めた。原油は上げた。米エネルギー情報局が10月21日に公表した週次統計で、10月16日時点の米商業用原油在庫は4億1,252万バレルと前週から306万バレル減り、3週続けて減った。国内の原油生産は日量1,326万9,000バレルと前週から41万バレル減り、ガソリン在庫も295万バレル減った。WTIの連動先物は今朝100ドルを超え、ブレントの連動先物は111ドル台に乗った。先週この欄は、3週続けて在庫が減るか、WTIが100ドルに乗せるかを見ると書いた。どちらも起きた。

それ以外は売られた。10月22日の米国債利回りの急低下の翌朝、12指標は金が-2.61%、BTCが-3.92%、ETHが-4.33%、Coinbaseの連動先物が-4.73%、日経225 連動先物が-3.99%、米テック100 連動先物が-2.86%と、そろって下げた。この朝に上げたのは、WTIの+1.30%、BVIVの+2.52%、それに円だけである。金利が下がると値が上がりやすい資産が、金利が大きく下がった翌朝にそろって下げた。

いちばん読みにくいのは金である。5年の期待インフレの部分が11bp広がり、実質利回りが18bp下がった週は、金を持つ理由が二つ同時に強まった週にあたる。それでも金の連動先物は3.99%下げた。先週も実質利回りが17bp下がるなかで0.60%下げている。2週続けて、金は金利と物価の両方に反応していない。

【暗号資産の分岐】

今週の暗号資産は、週の真ん中で上下に大きく振れ、出発点の近くに戻った。

12指標の3本では、BTCが前週末比-0.42%、ETHが-0.82%、Coinbaseの連動先物が-5.39%。BTCは19日の朝の$81,006から22日の朝の$84,781まで4.7%近く上げ、23日の朝の1日でその上げ幅の大半を失った。値段の往復に比べて前週末比は小さく、暗号資産の取引所の株に連動する先物だけが、2週続けて深く下げている。

前週末の朝と比べると、主要アルトコイン20で上げたのはZEC(+7.43%)、XMR(+4.60%)、BCH(+3.15%)、BNB(+2.61%)の4銘柄で、最も下げたのはAVAX(-8.42%)、HBAR(-6.38%)、ADA(-5.15%)だった(いずれも先物の朝の値の比較)。先週は逆を向いた取引の秘匿を設計の中心に置く2銘柄が、今週はそろって上の側に並んだ。

ZECには、先週この欄が挙げた分岐の答えが出た。Zcashのノードソフトの一つZebraの開発元は日本時間22日昼にZebra 7.0.0を公開し、NU7(ネットワークの大型アップグレード)を本番ネットの高さ3,543,405で有効化すると定めた。本番のノードは、この高さまでに更新しないと合意のチェーンから外れる。NU7は1ブロックの目標間隔を25秒にし、残りの半減期までのブロック数を3倍に、1ブロックの報酬を3分の1にして、時間あたりの発行量を保つ。ZECの先物は19日の朝の$1,067.3から22日の朝の$1,356.4まで27.1%上げたが、この上げはZebra 7.0.0の公開より前に起きており、23日の朝には$1,213.8まで戻している。

先週この欄は、BTCが前週の幅の下限を割るか、BVIVが40を割って戻るかを来週の分かれ目に挙げた。BTCは19日の朝に前週の下限$81,736.8を割り、22日の朝には前週の上限$83,475を超えた。BVIVは20日から22日に40を割り、23日に一度40に戻って、今朝はまた40の下にいる。値段は両方向に幅を抜け、変動への備えは40の線の上下で揺れている。今週の安値$81,006を割るか、BVIVが40の上に定着するかが、来週の暗号資産の分かれ目になる。

【SITIONの見方】

今週の主題は、原油が100ドルを超え、期待インフレが広がった週に、物価への備えとされる資産が売られ、債券だけが買われたことだ。

米国の5年の期待インフレの部分は11bp広がり、物価連動国債の入札は2.367%の落札利回りで通った。物価が上がる方向への備えは、債券の内側で確かに厚くなっている。ところが金は3.99%下げ、BTCは週の途中の上げを1日で失い、Coinbaseの連動先物は2週続けてBTCより深く下げた。同じ物価への備えが、債券の中では買われ、債券の外では売られた。

日本の超長期債はその流れの中で、20年債の入札に約5.84倍の応札を集め、30年債が10月で初めて4%を下回った。米国の実質利回りが下がり、日米の金利差が縮み、円が上げた。金利の側の動きは、先週から一つの向きにそろっている。そろっていないのは、金利の外の資産である。

来週は、日米の中央銀行の会合と、米国の景気の実数が同じ週に並ぶ。名目金利の低下が景気の弱さを先取りしたものなのか、期待インフレの広がりと並んで進む別の動きなのかに、最初の答えが出る。

来週見るべきポイントは5つ。

【1】米連邦公開市場委員会(FOMC・10月27日・28日)
米連邦準備制度理事会の日程で確定している。今回は経済見通しの公表を伴わない会合である。2年債は22日の1日で16bp下げて4.65%を付け、23日に4.69%で週を終えた。結果を受けて2年債が4.8%台へ戻るか、4.6%台を割るかで、今週の名目金利の低下が政策の見通しに裏付けられたかを見る。

【2】米国の2年・5年・7年債の入札(10月26日・27日・29日)
米財務省の予定で、26日に2年債690億ドル、27日に5年債700億ドル、28日に2年の変動利付債300億ドル、29日に7年債440億ドルを入札する。5年債は4.82%、7年債は4.89%で週を終えた。今週の急低下のあとの水準に、FOMCをまたいで厚い買い手が付くかを見る。

【3】米国の7〜9月期GDP速報と9月の個人所得・支出(10月29日)
米商務省経済分析局の予定で、29日8時30分(米東部時間)に同時に公表する。名目金利の低下が景気の弱さを先取りしていたなら、GDPの伸びと個人支出に弱さが出る。数字が強ければ、今週広がった期待インフレの部分とあわせて、22日の利回りの低下が押し戻されやすい。

【4】日本銀行の金融政策決定会合(10月29日・30日)と欧州中央銀行の理事会(10月28日・29日)
日本銀行の公表予定で、30日に決定内容と展望レポートの基本的見解、15時30分から総裁の定例会見がある。欧州中央銀行は29日に理事会の決定と記者会見を行う。同じ29日には財務省が2年利付国債を入札する。日本の2年債は1.913%から1.914%と1週間ほとんど動いていない。会合を受けて2年債が1.9%台から動くか、4%を割った30年債がどちらへ向かうかを見る。

【5】米週次石油統計(10月28日)
米エネルギー情報局の標準の予定で、28日水曜日10時30分(米東部時間)に公表する。10月16日時点の商業用原油在庫は4億1,252万バレルで、3週続けて減った。4週続けて減るか、WTIの連動先物が100ドルの上を保つか、ブレントが110ドルを守るかで、原油が期待インフレの広がりをさらに押すかを見る。

今週は、原油が100ドルを超え、債券が買われ、金と暗号資産と株の先物が売られた週である。金利の側は一つの向きにそろい、金利の外の資産はその向きに付いてこなかった。

その食い違いを最初に試すのは、10月28日のFOMCの結果と、翌29日の米国のGDP速報である。

🔗 一次ソース

本稿は市場環境の解説であり、投資推奨ではない。数値は更新時刻・データ元により差が出る。

🔗 この記事 https://livemakers.com/ja/articles/mkt12-weekend-20261024-39b62c7f
🌐 LiveMakers https://livemakers.com/ja
🌐 SITION Group https://sition.jp

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