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SNAPSHOT 2026-11-08 07:30 JST

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📡 Signal|Starship Flight 15、宇宙船も発射塔で捕獲へ

宇宙船と超大型ブースターの両方を発射塔の腕で捕まえる初の飛行。打ち上げの枠は日本時間14日午前7時45分に開く。

LiveMakers Editorial Desk

📡 Signal|Starship Flight 15、宇宙船も発射塔で捕獲へ

SpaceX は11月7日、Starship の15回目の試験飛行を11月13日 (金) 以降に行うと発表した (初期報の速報)。打ち上げの枠は米中部時間の午後4時45分から75分間で、日本時間では14日 (土) 午前7時45分に開く。規制当局の承認を待つ段階にある。

今回の飛行で初めて、宇宙船と超大型ブースターの両方を発射場に戻し、発射塔の腕で捕まえる。ブースターの捕獲は過去に3回成功しているが、宇宙船を捕まえた例はまだない。使い捨てを前提にしない宇宙輸送が、2段とも回収する段階に入れるかを測る飛行になる。

22時間の飛行と、2つの捕獲

SpaceX の飛行計画によると、宇宙船は高度約275キロの軌道を約14周し、飛行は22時間を超える。ブースターは打ち上げの6分35秒後に発射塔へ戻り、宇宙船は22時間32分34秒後に戻って捕まえる計画だ。ブースターは第3世代 (V3) で、この型の回収と捕獲は初めての試みになる。過去に捕まえた3機は第1世代だった。

軌道上では、Starlink の第3世代 (V3) の衛星26機を放出する。うち3機にはカメラが付き、宇宙船の耐熱シールドを撮影する。耐熱シールドには前回の改良を引き継ぎ、曲面のタイルを使う。

前回は軌道に乗り、帰りは海だった

前回の Flight 14 は9月28日に行われ、Starship として初めて軌道を目指した飛行だった。SpaceX によると、宇宙船は Starlink V3 の衛星26機をすべて放出した。一方で、真空用の Raptor エンジン1基が予定より早く止まり、チームは軌道にとどまる時間を短くしたうえで、初めての軌道離脱の噴射を行い、太平洋に着水させた。ブースターはメキシコ湾に着水し、捕獲は試みていない。

今回は、衛星の放出を繰り返しながら、両方の機体を陸に戻す。前回の飛行で確かめた軌道への到達と、ブースターで実績のある捕獲を、1回の飛行で組み合わせる。

発射場へ戻る道は、人の住む地域の上空

SpaceX が7日に出した説明によると、宇宙船の捕獲には Starbase の第2発射台の塔を使う。帰り道は、メキシコ北部とテキサス州南部の人の住む地域の上空を通り、キャメロン郡では衝撃音 (ソニックブーム) が聞こえる可能性がある。

発射場に戻るかどうかは、連邦航空局 (FAA) が承認した条件を満たすかで決まる。満たさなければ、ハワイ近くやチリ沖の海に着水させる。FAA は2026年2月12日に、発射場への帰還飛行の環境面の評価に署名しているが、Flight 15 の打ち上げ許可は、執筆時点で FAA のページに出ていない。

両方を捕まえられれば、Starship は打ち上げのたびに機体を作り直す前提から離れる。Starlink の衛星を大型の V3 に切り替える計画も、宇宙船を何度も使えるかどうかで費用が大きく変わる。13日の枠が開くかどうかは、まず FAA の判断にかかっている。

次に見るもの

  • FAA の許可: FAA の Starship のページで、Flight 15 を含む打ち上げ許可の更新が出るか。打ち上げの前に確かめたい
  • 14日 (土) 午前7時45分 (日本時間): 打ち上げの枠が開く。中継は打ち上げの約30分前から、SpaceX の公式サイトと X で始まる
  • 打ち上げの約22時間半後: 宇宙船の捕獲の時刻。耐熱シールドが帰りの熱にどこまで耐えたかは、Starlink 衛星のカメラの映像で分かる

ことば

  • 発射塔での捕獲 — 戻ってきたロケットを、発射塔に付けた2本の腕 (通称「箸」) で空中で受け止める回収の方法。脚を付けずに済むぶん機体が軽くなり、すぐ次の打ち上げに回せる。
  • Super Heavy — Starship の1段目の超大型ブースター。打ち上げの数分後に切り離され、発射場に戻る。今回は第3世代の機体で、初めて捕獲に挑む。
  • 軌道離脱の噴射 — 軌道を回る宇宙船がエンジンを噴いて速度を落とし、大気圏に戻るための操作。前回の Flight 14 で、Starship として初めて行った。

🔗 一次ソース

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