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📡 Signal|日経平均3,643円安、下げ幅は過去3番目で6万円割れ
日経平均は11月6日に3,643円13銭安の5万7,434円77銭。下げ幅は過去3番目で、米国の半導体株の売りが翌朝の東京に届いた。

日経平均株価は11月6日、前日比3,643円13銭安の5万7,434円77銭で取引を終えた。下げ幅は過去3番目の大きさで、終値が6万円を割るのは5月20日以来になる (共同通信・MINKABU PRESS)。取引時間中には一時4,300円を超えて下げた。
前日の米国市場で、中間選挙の後に AI のデータセンターの建設が遅れるとの見方から半導体株が売られ、その売りが翌朝の東京に届いた (ナスダック100の Signal)。同じ日に韓国と台湾でも AI 関連株が売られ、台湾の加権指数は一時9%下げた (11月8日の Signal)。アジアの市場のうち、AI の部品と製造の比重が高いところほど大きく揺れた。
下げ幅は3番目、下落率は別の物差し
下げ幅の順位は円の幅で数えたものだ。5.96% の下落率は、日経平均の水準が高い分だけ、幅ほどには歴代の上位に入らない。株価の水準が6万円近くまで上がった今、1日に数千円動くことは、かつてほど珍しい出来事ではなくなっている。
それでも6日の下げは広かった。市況の概況記事 (TBL Advisory) によると、東証の33業種はすべて下がり、東証プライムで値上がりしたのは21銘柄、値下がりは1,523銘柄だった。TOPIX は5.90%安の3,707.99、売買代金は12兆4,808億円に膨らんだ。
押し下げたのは半導体と大型株
同じ概況記事によると、日経平均の押し下げ役の上位はソフトバンクグループ、アドバンテスト、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、リクルートホールディングスで、5銘柄で約1,264円分を占めた。AI の投資を担う企業と、半導体の製造装置や検査装置を売る企業が並ぶ。
前日の米国では、フィラデルフィア半導体指数が12%を超えて下げていた。日経平均は値がさの半導体関連株の比重が大きいため、米国の半導体株の下げがそのまま指数の下げ幅に出やすい。11月の日経平均は5日続けて下がった。
次に見るもの
確認先は、日本経済新聞社の日経平均の公式サイトにある日々の終値の表だ。週明けの11月9日に、6日の取引時間中の安値5万6,745円81銭を守れるかを見る。もう一つは、半導体の受託生産大手の TSMC が11月10日ごろに公表する10月の月次売上高で、AI 向けの需要の数字が株価の下げと食い違うかどうかがそこに出る。
ことば
- 下げ幅と下落率 — 下げ幅は前日の終値から何円下がったか、下落率はそれが何%にあたるか。株価の水準が上がると、同じ率の下げでも幅は大きくなるため、幅の順位は最近の日に偏りやすい。
- 値がさ株 — 1株の価格が高い銘柄。日経平均は株価の水準で重みが決まるため、値がさの半導体関連株や小売株の動きが指数を大きく動かす。
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