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📡 Signal|台湾株、一時9%安の37,837 高値から20%超の下げに
台湾の加権指数が11月6日に一時8.99%安。終値は4.51%安の39,701で、10月6日から20.3%下げた。米国の AI 関連株の売りが1日遅れで届いた。

台湾の株価指数、台湾証券取引所の加権指数は11月6日、取引時間中に37,837.05まで下げた。前日の終値41,574.72から3,737.67ポイント、8.99%の下げで、共同通信は下げ幅が史上最大だと伝えた。終値は1,873.08ポイント安 (4.51%安) の39,701.64で、売買代金は1兆3,210億台湾ドルと11月で最も多かった。
終値は10月6日の49,822.55から20.3%下にある。米国で AI の設備投資への見方が崩れた売りが、AI 向けの半導体を世界に供給する市場に、1日遅れで最も強く届いた。初期報は11月6日の速報で伝えた。
取引所のデータで見る11月の5日間
台湾証券取引所が公表する日々の指数は次のとおりだ。
| 日付 | 始値 | 安値 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|---|---|
| 10月30日 | 46,139.79 | 44,726.26 | 45,211.83 | — |
| 11月2日 | 45,034.53 | 44,399.10 | 44,920.14 | −291.69 |
| 11月3日 | 44,481.59 | 43,191.58 | 43,307.54 | −1,612.60 |
| 11月4日 | 43,449.45 | 41,855.82 | 42,948.91 | −358.63 |
| 11月5日 | 42,666.13 | 41,513.57 | 41,574.72 | −1,374.19 |
| 11月6日 | 38,915.76 | 37,837.05 | 39,701.64 | −1,873.08 |
11月は5日続けて下げ、週間では12.2%安になった。6日は寄り付きから前日比6.4%安で始まり、安値から終値までに1,864ポイント戻している。売りの一巡を待つ買いが入ったことは、終値の位置に出ている。
米国の売りが1日遅れで届く
米国では11月5日、ナスダック100が6.4%、フィラデルフィア半導体指数が12%下げた (11月6日の Signal)。中間選挙で AI のデータセンターの建設が遅れるとの見方が広がり、Nvidia などの半導体株が大きく売られた。
台湾の取引時間は米国の翌朝にあたる。6日の寄り付きの6.4%安は、前夜の米国の半導体株の下げをそのまま映した形だ。台湾の市場は、AI のサーバーや先端の半導体の受託生産を担う企業の比重が高い。米国で「AI の建設の速度」が売られると、その部品と製造を担う市場が最も大きく揺れる。
10月6日の高値から20%を超えて下げたことで、台湾株は一般に弱気相場と呼ばれる水準に入った。下げは11月の選挙の前から始まっており、10月15日にも1日で3.4%下げている。
次に見るもの
確認先は、台湾証券取引所の日々の指数の表だ。週明けの11月9日に、6日の安値37,837.05を守れるかを見る。もう一つは、半導体の受託生産大手の TSMC が毎月10日ごろに公表する月次の売上高だ。10月の売上が AI 向けの需要の強さを保っていれば、株価の下げは計画への不安に止まる。売上に陰りが出れば、市場の下げは実需の話に変わる。
ことば
- 加権指数 (TAIEX) — 台湾証券取引所に上場する銘柄の時価総額で重みを付けた株価指数。半導体と電子部品の比重が高く、AI 向けの需要の見通しに強く反応する。
- 弱気相場 — 株価指数が直近の高値から20%以上下げた状態を指す慣用的な呼び方。下げの深さの目安で、その後の値動きを示すものではない。
🔗 一次ソース