SNAPSHOT
BTC/USD$79,945-0.7%
ETH/USD$2,309.20-1.4%
Coinbase(perp)$159.58-2.9%
S&P 500(perp)7,680.00+0.4%
米テック100(perp)29,342.00+0.8%
日経225(perp)62,849+0.2%
EUR/USD(perp)1.1179-0.3%
USD/JPY(perp)157.470+0.4%
Gold(perp)$4,016.90+0.4%
WTI(perp)$101.32-0.4%
米10年金利5.00%0.0%
BTCボラティリティ(BVIV)40.30-1.1%
審査状態: auto_collectedソース: collected_liveas-of 07:30 JSTパケットID: alt20_2026102707トップの市場価格は Hyperliquid 上の先物(perp)価格です(米10年金利は米財務省)
SNAPSHOT 2026-10-27 07:30 JST

Event Risk Radar

📌Event Risk Radar|10/26週、市場が見る5つの先行指標

10月29日午前3時(日本時間)のFOMCの声明に続き、同じ日の夜に欧州中央銀行、30日に日本銀行が金融政策を決める。3つともそろって据え置くとみられ、市場が読むのは12月に動く条件をどう語るかになる。 FOMCの18時間後には米国の7-9月期GDPと9月のPCE物価が出る。CME FedWatchで12月の利上げの確率は76.2%と伝えられ、先週の9割前後から下がった。米10年債は5.00%で止まっている。 決算はMicrosoftが28日、AmazonとCoinbaseが29日の引け後。26日にはAnthropicがNasdaqへの上場を申請した。 ビットコインは80,070ドルで8万ドルの線にいる。Coinbaseは1週間で5.6%下げたまま決算を迎え、ドル円は157円台で日銀会合を待つ。

LiveMakers 編集デスク

📌Event Risk Radar|10/26週、市場が見る5つの先行指標

今週の結論。

連邦準備制度 10月の予定(10/27〜28 FOMC・10/28 14:00 ET 声明・14:30 ET 記者会見・10/29 H.4.1)federalreserve.gov

10月29日午前3時(日本時間)のFOMCの声明に始まり、同じ29日の夜に欧州中央銀行、30日に日本銀行が金融政策を決める。3つの中央銀行はいずれも利上げを続ける局面にあり、今週はそろって据え置くとみられている。市場が読むのは据え置きそのものではなく12月に動く条件をどう語るかで、FOMCの18時間後(日本時間29日21時30分)には米国の7-9月期GDPと9月の個人消費支出(PCE)物価が出て、その語り口をすぐに試す。

決算も重なる。Microsoftが10月28日、AmazonとCoinbaseが29日の引け後に7-9月期の数字を出す。先週のMetaは7-9月期の設備投資が349.1億ドルに達し、2026年の見通しを1,350〜1,450億ドルに絞り込んだ。10月26日にはAnthropicが米証券取引委員会にS-1(上場の登録届出書)を出し、Nasdaqへの上場を申請した。AIへの投資をどこまで続けられるかという先週からの問いに、今週は中央銀行の金利の道筋が重なる。

10月27日朝6時35分(日本時間)時点のコア12指標は次のとおり。暗号資産・株価指数・為替・商品はHyperliquidの先物の価格で、変化率は24時間比。ビットコインは80,070.8ドルで0.34%安、イーサは2,311.6ドルで1.07%安、Coinbase(COIN連動先物)は159.69ドルで2.6%安。S&P 500連動先物は7,673.9で0.40%高、米テック100連動先物は29,308で0.92%高、日経225連動先物は62,789で0.19%高。EUR/USDは1.1179で0.40%安、ドル円は10月26日のECB参照レートで157.445円と0.41%の円安。金は4,019.7ドルで0.36%高、WTI原油は101.37ドルで1.12%安。米10年金利は10月26日付の米財務省公表値で5.00%、前営業日から変わらなかった。BTCボラティリティ(BVIV)は40.309で0.40%上昇。1週間前と比べると、日経225連動先物は64,737から3.0%、金は4,144.5ドルから3.0%、ビットコインは82,041ドルから2.4%、Coinbaseは169.2ドルから5.6%低い。米テック100連動先物は29,561から0.9%の下げにとどまり、WTIは98.201ドルから3.2%上がった。

1|確定イベント

週の山は29日に集まる。日本時間の未明にFOMCの声明とMicrosoftの決算、夜に米国のGDPとPCE物価、欧州中央銀行の結果が続き、翌朝にAmazonとCoinbase、昼に日銀の結果が出る。

  • 10/26:AnthropicがS-1を提出。Class A普通株をNasdaq Global Select Marketにティッカー「ANT」で上場する計画で、株数と価格帯は未定。
  • 10/27 08:50:日銀の9月の企業向けサービス価格指数。
  • 10/27:財務省の流動性供給入札(残存11〜39年)。
  • 10/27 21:30 JST(米10/27 8:30 ET):9月の米耐久財受注(米国勢調査局)。23:00 JSTに9月の新築住宅販売。
  • 10/27(米国時間):米財務省の5年債入札。10/28に2年変動利付債の入札。
  • 10/28 21:30 JST(米10/28 8:30 ET):9月の財の貿易と在庫の速報(米国勢調査局)。
  • 10/29 03:00 JST(米10/28 14:00 ET):FOMCの声明。03:30 JSTから議長の記者会見。
  • 10/29 朝(日本時間):Microsoftの7-9月期決算(米10/28の引け後)。
  • 10/29:財務省の2年国債入札。
  • 10/29 21:30 JST(米10/29 8:30 ET):米国の7-9月期GDP速報と9月の個人所得・支出(PCE物価を含む、米経済分析局)。
  • 10/29(欧州時間):欧州中央銀行の理事会の結果と記者会見。
  • 10/29(米国時間):米財務省の7年債入札。
  • 10/30 05:30 JST(米10/29 16:30 ET):連邦準備制度のバランスシート(H.4.1)。
  • 10/30 06:00 JST(米10/29 14:00 PT):Amazonの7-9月期決算の電話会見と、Coinbaseの7-9月期決算の質疑配信。決算はいずれも同日の引け後に出る。
  • 10/30 08:30 JST:東京都区部の10月の消費者物価(総務省統計局)。
  • 10/30:日銀の金融政策決定会合の結果と展望レポート(基本的見解)。15:30から植田総裁の定例会見。
  • 10/30 21:30 JST(米10/30 8:30 ET):米国の7-9月期の雇用コスト指数(米労働統計局)。
  • 来週以降の日程:11/2に日銀の展望レポート全文。11/3に米国の中間選挙。11/4に9月の米国の貿易収支。11/5に日銀の9月会合の議事要旨。11/7 01:00 JSTに植田総裁のIMFでの講演。11/9・10・12に米国の3年・10年・30年債の入札。11/30に連邦準備制度のGENIUS法(ステーブルコイン法)の実施規則案の意見募集が締め切られる。米商品先物取引委員会(CFTC)が10月5日に公表した、暗号資産の個人向けの証拠金取引を扱う規則の事前通知の意見募集は、10月13日の官報掲載から60日で12月中旬まで続く。

2|市場予想・織り込み

FOMCは据え置きがほぼ確実視されている。報道によると、CME FedWatchで10月の据え置きの確率は90.0%、12月の利上げの確率は76.2%。政策金利は9月の利上げで3.75〜4.00%にあり、市場の基本線は12月の0.25%の利上げに置かれている。先週の時点で12月の利上げは9割前後と伝えられていたから、織り込みはやや後退した。

米国債の利回りは、その後退を先に映していた。米財務省の公式値で、10年債は10月21日の5.13%から22日に4.96%へ1日で17ベーシスポイント下がり、23日と26日はともに5.00%で引けた。2年債は21日の4.81%から26日に4.68%、30年債は26日に5.31%。20年債の5.35%が30年債を上回る形は先週から続いている。12月の利上げを基本線に置いたまま長い年限の利回りが5%を挟んで止まっているのは、利上げの回数より、どこで打ち止めになるかへ関心が移り始めたためと読める。

日本では総務省統計局によると、9月の全国の消費者物価は総合が前年比2.1%、生鮮食品を除く総合が2.1%、生鮮食品とエネルギーを除く総合が2.4%だった。8月の総合1.9%から上がった。日銀は9月の会合で利上げし、政策金利は1.25%程度にある。今週の会合は据え置きの見通しと伝えられ、焦点は展望レポートの物価見通しに移っている。財務省の公表で、10月23日の10年国債は2.837%と16日の2.958%から下がり、30年国債は3.904%、2年国債は1.872%。日米10年の差は2.16ポイントで、ドル円は157円台にある。

欧州中央銀行も預金金利2.50%での据え置きが大方の見方とされ、市場の関心は12月の利上げに向かっている。

株は先週、AIへの投資の続け方をめぐって売られたあと、週明けに戻した。Metaの7-9月期は売上高が646.0億ドルと前年比26%増え、2026年の総費用の見通しを1,750〜1,790億ドルに引き上げた。報道によると、10月26日の米国株はS&P 500が0.70%高の7,676.77、ナスダック総合指数が0.82%高の26,169.38で引けた。

暗号資産の側では、米国の現物ビットコインETFが10月19日から22日の4営業日で合わせて約4.43億ドルの流入だったと集計されている。前の週の約2.29億ドルの流出から流入へ転じたが、22日は1日で約6.36億ドルの流出だった。ビットコインは8万ドルをかろうじて保ち、Coinbaseは1週間で5.6%下げて決算を迎える。金は10月26日に現物で1オンス4,000ドル台を回復したと伝えられる。

3|未確認・報道ベース

  • ホルムズ海峡。サウジアラビア、トルコ、パキスタンがテヘランでイラン側と協議の再開を探っていると伝えられる。仲介の動きで目先の衝突への警戒は和らいだが、制裁・航行・地域の安全保障をめぐる米国とイランの対立は解けておらず、湾岸のエネルギー施設への脅威も残るとされる。ブレントの先物は10月26日に0.8%安の115.81ドルで引けたと報じられた。
  • Anthropic。報道によると、S-1で2026年上半期の売上高を約163億ドルと開示した。米紙は11月16日の週の取引開始をめざしていると伝えている。調達額と評価額は申請書に書かれておらず、報道の段階にとどまる。
  • 決算の日程。Alphabetは10月28日の引け後、Appleは11月2日に7-9月期の決算を出すと伝えられている。
  • 日本の消費減税。食料品の消費税を下げる関連法案は、衆議院の財務金融委員会で10月27日に参考人質疑、28日に農林水産委員会との連合審査を行うと伝えられる。与党は11月上旬の衆議院通過をめざすとされるが、採決の日程は決まっておらず、給付の対象をめぐる与野党の溝は埋まっていない。

4|価格に効く経路

  • FOMCの声明と議長会見(10/29未明) → 12月の利上げとその後の道筋 → 米2年金利 → ドル円とEUR/USD → 金
  • 米国の7-9月期GDPと9月のPCE物価(10/29夜) → 利上げの打ち止めの水準 → 米10年金利 → 株価指数の連動先物とビットコイン
  • MicrosoftとAmazonの決算(10/29〜30朝) → クラウドの伸びとAIの設備投資の計画 → 半導体株とデータセンターの資金調達 → 米テック100連動先物・日経225連動先物
  • AnthropicのS-1と価格帯の決定 → 未上場のAI企業への資金の行き先と株式市場の需給 → 米テック100連動先物
  • Coinbaseの決算(10/30朝) → 取引の量と米国の規制の見通し → Coinbase(COIN連動先物) → 暗号資産の地合い
  • 日銀の会合と展望レポート(10/30)・東京都区部の消費者物価(10/30) → 12月の利上げの読み → 日本の2年・10年国債 → 円
  • 欧州中央銀行の理事会(10/29) → 12月の利上げの読み → EUR/USD
  • ホルムズ海峡の仲介 → 湾岸からの原油の出荷 → WTI → 期待インフレ率 → 12月の利上げの織り込み

5|先行指標 Watch

  • 米2年債 4.68%(10/26):FOMCとPCE物価の後に4.8%台へ戻るなら、市場は12月の利上げのあとにもう一段を織り込み始めている。4.6%を割れば、12月で打ち止めという読みが強まっている
  • 米10年債 5.00%(10/26):10月21日の5.13%を上抜けるなら、GDPと物価の強さが長い年限を押し上げた。22日の4.96%を割れば、打ち止めの読みが長い年限にも広がっている
  • 米テック100連動先物 29,308:MicrosoftとAmazonの決算の後に30,000を超えるなら、AIの投資の計画を売上の伸びが支えている。29,000を割れば、投資への疑いがまだ残っている
  • 日経225連動先物 62,789:62,000を割るなら、半導体株の売りが日本株に続いている。1週間前の64,737へ戻れば、日銀会合を前に買い手が戻っている
  • ドル円 157.445円(10/26のECB参照レート):FOMCの後に160円へ近づくなら、日米の金利差が日銀会合の前に円を押し下げている。155円を割れば、日銀の12月の利上げが意識されている
  • WTI原油(連動先物) 101.37ドル:100ドルを割って定着するなら、ホルムズ海峡の仲介に市場が望みをつないでいる。105ドルを超えれば、出荷の細りが期待インフレ率を押し上げている
  • ビットコイン 80,070.8ドル:80,000ドルを保てるか。米国の現物ビットコインETFの日次の流出入が流入を続けるなら、金利の打ち止めの読みが受け皿になっている
  • Coinbase(COIN連動先物) 159.69ドル:決算の後に1週間前の169.2ドルへ戻るなら、取引の量の落ち込みは懸念ほどではなかった
  • BTCボラティリティ(BVIV) 40.309:45を超えるなら、暗号資産の市場が中央銀行の週の振れを大きく見込んでいる。38を割れば、週の山を越えた落ち着きが戻っている
  • 金 4,019.7ドル:4,000ドルを割り込むなら、利上げの読みが地政学の不安を上回っている。1週間前の4,144.5ドルへ戻れば、打ち止めの読みと湾岸の不安が金を支えている

【今週の分岐】

Base scenario:
FOMCは据え置き、議長会見は12月の利上げを否定しない。PCE物価は先週の物価の強さをなぞるが、上振れは小さい。米2年債は4.6〜4.8%、10年債は4.95〜5.1%で推移する。MicrosoftとAmazonはクラウドの伸びで投資の計画を支え、米テック100連動先物は29,000〜30,000の間で底堅い。日銀と欧州中央銀行も据え置き、ドル円は155〜159円で上下する。ビットコインは8万ドル台を保ち、ETFの流入は細く続く。

Risk scenario:
PCE物価が上振れ、議長会見が12月以降の追加の利上げに含みを残す。米2年債は4.8%台へ戻り、10年債は5.13%を上抜ける。Microsoftが設備投資の上積みを示し、株式市場がそれを利益の圧迫と受け取る。米テック100連動先物は29,000を割り、日経225連動先物は62,000を割る。ドル円は160円に近づき、BVIVは45を超え、ビットコインは8万ドルを割る。Coinbaseは決算で取引の量の落ち込みを示す。

Alt scenario:
GDPが減速を示し、PCE物価も落ち着く。市場は12月の利上げで打ち止めと読み、米2年債は4.6%を割り、10年債は4.96%を下回る。日銀は展望レポートで物価見通しを引き上げ、12月の利上げを意識させる。ドル円は155円を割る。ホルムズ海峡の仲介が前に進み、WTIは100ドルを割る。米テック100連動先物は30,000を回復し、ビットコインは1週間前の82,041ドルへ戻る。

今週の見方。

3つの中央銀行がそろって据え置くとみられる週は、静かに見えて情報が多い。FOMCは9月に利上げし、日銀も9月に上げ、欧州中央銀行は12月の利上げが意識されている。どの中央銀行も今週は動かないが、それぞれの声明と会見は12月に何をするかを語る場になる。米国の長い年限の利回りが5%を挟んで止まっているのは、利上げの回数より打ち止めの水準に市場の目が移り始めた兆しとも読める。

その読みを、29日夜のPCE物価がすぐに試す。決算では、Metaが2026年の設備投資を1,350〜1,450億ドルに据えたあとで、MicrosoftとAmazonがAIへの巨額の投資を売上の伸びで説明できるかが問われる。Anthropicの上場申請は、AIの投資が未上場の資金から株式市場へ移る入口になる。暗号資産では、Coinbaseが1週間で5.6%下げたまま決算を迎え、ビットコインは8万ドルの線にいる。金利の打ち止めの読みが強まれば、その線を守る買い手が増える。

確かめる先は三つある。10月29日午前3時(日本時間)に連邦準備制度が公表するFOMCの声明、同じ29日21時30分に米経済分析局が出す9月のPCE物価、そして10月30日に日本銀行が公表する展望レポートの物価見通しと15時30分からの植田総裁の会見。翌週は11月3日に米国の中間選挙がある。

🔗 一次ソース

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