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📡 Signal|Coinbase、Ripple の RLUSD をドルと 1 対 1 で交換可能に
Coinbase が RLUSD の取り扱いを開始。個人・Prime・Exchange の3面で米ドルと1対1で交換でき、3チェーンで入出金できる。

米国の暗号資産取引所 Coinbase は10月28日、Ripple の米ドル建てステーブルコイン RLUSD の取り扱いを始めた。個人向けアプリ、機関投資家向けの Coinbase Prime、取引所の Coinbase Exchange の3面が対象で、米ドルとの交換は1対1になる。
Ripple は同じ週に、米通貨監督庁 (OCC) から信託銀行の最終承認を受け、Moody's から A2 の格付けを得て、BNY と Robinhood とも取り扱いを広げた。発行の土台を固めた後、ドルが実際に出入りする窓口を一つずつ足している。今回の窓口は、Ripple が「米国最大の暗号資産取引所」と呼ぶ Coinbase だ。
どこで、何ができるか
Ripple の発表によると、RLUSD は Coinbase Prime、Coinbase Exchange、個人向けの Coinbase アプリで売買と管理ができる。米ドルのほか、Coinbase が扱う米ドル建てのステーブルコインからも1対1で RLUSD に換えられる。Coinbase の機関向け部門も公式 X で「Coinbase と Coinbase Prime で RLUSD に対応し、米ドルから1対1で交換できる」と告知した。
入出金に使えるチェーンは三つある。
- XRP Ledger
- Ethereum
- Base (Coinbase が運営するチェーン)
Ripple は Base の上で流動性を出すとしている。海外向けの Coinbase Global Exchange での取り扱いと、RLUSD を証拠金に使う機能は後日になる。
24億ドルの発行残高と、その裏付け
RLUSD は2024年12月に発行が始まり、時価総額は24億ドルを超えた。発表によると、裏付けは米ドルの預金、短期の米国債、その他の現金同等物で、米ドルに換金できる。
Ripple でステーブルコイン事業を率いるジャック・マクドナルド氏は、規制に沿った質の高いステーブルコインへの機関の需要は「はっきりしている」と述べた。Coinbase Institutional の共同 CEO ブレット・テジポール氏は、RLUSD の追加を、あらゆる資産を扱う取引所へ向けた「もう一歩」と位置づけた。
機関の帳簿に入るドル
ステーブルコインが使われるかどうかは、発行体の信用だけでは決まらない。機関が日々の執行・決済・保管に使う場所で、ドルとの出入りが1対1で済むかが効く。テジポール氏の言葉を借りれば、機関は執行や保管と並べて、支払い手段の選択肢を求めている。
Coinbase Prime はその執行・保管を一か所で受け持つ口座だ。RLUSD がここに入ったことで、Ripple の承認・格付け・受け皿の拡大は、機関のドルの通り道の一本として試される段階に入った。BNY と Robinhood の件は、同じ日に こちら で伝えた。
次に見るもの
確認先は Coinbase の Global Exchange での取り扱い開始と、RLUSD を証拠金に使う機能の告知だ。どちらも Ripple の発表が「後日」とした項目で、機関がトレードの担保として使えるかどうかが、決済用のドルから取引の土台へ進むかの分かれ目になる。
ことば
- RLUSD — Ripple が発行する米ドル建てのステーブルコイン。米ドル預金と短期の米国債などで裏付け、2024年12月に発行が始まった。
- Coinbase Prime — Coinbase の機関投資家向けの口座。売買の執行と資産の保管を同じ場所で扱い、今回 RLUSD の受け皿の一つになった。
- Base — Coinbase が運営するイーサリアムの上のチェーン。Ripple はここで RLUSD の流動性を出すとしている。
🔗 一次ソース

