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📡 Signal|サンフランシスコ連銀デイリー総裁、追加利上げを予想

9月の利上げも10月の据え置きも支持したデイリー氏が、次の一手を利上げと見る。10月の雇用統計は16万5,000人増。

LiveMakers 編集デスク

📡 Signal|サンフランシスコ連銀デイリー総裁、追加利上げを予想

サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は11月6日 (米国時間)、CNBC のインタビューで、追加の利上げが必要になるとの見通しを示した。ロイターによると、デイリー氏は「私の予想では、さらに引き締めなければならない」と述べた。

ロイター (Yahoo Finance 掲載) — デイリー総裁の CNBC インタビューYahoo Finance

FRB は9月に利上げし、10月は据え置いた。デイリー氏はどちらも支持したうえで、次の一手を利上げと見ている。同じ日に出た10月の雇用統計は、就業者数が16万5,000人増え、失業率は4.1%に下がった。12月8〜9日の会合は、据え置きと利上げの間で決まる。

「いつ、どれだけかはまだ決まっていない」

ロイターによると、デイリー氏は「さらなる引き締めが必要になる公算が大きい」と述べ、経済が求めるなら動く用意があるとした。ハイテク株の下落については「痛みを伴う」が、秩序は保たれていると語った。ブルームバーグは、デイリー氏が「正確にいつ、どれだけかは、まだ決めることだ」と述べたと伝えている。

デイリー氏は、利上げの時期と幅を先に約束していない。言っているのは方向で、インフレを2%に戻すまで、次の動きは利上げの側にあるということだ。ブルームバーグによると、デイリー氏は先週の据え置きと、2023年以来の利上げだった9月の決定の両方を支持した。

9月に利上げ、10月は2人が利上げを主張

FRB は9月16日、政策金利の誘導目標を0.25%幅引き上げ、3.75〜4.00%とした。投票は12対0だった。10月28日の会合では据え置いたが、投票は10対2で、クック理事とクリーブランド連銀のハマック総裁が0.25%の利上げを主張して反対した。声明は「インフレは高止まりしている」と書いている。

デイリー氏の発言で、次の利上げを口にする当局者は、10月に反対票を投じた2人の外にも広がった。据え置きを支持した側からも利上げの見通しが出たことで、12月の会合の論点は「利上げをするか」より「いつ、どれだけか」に寄っていく。

雇用統計は利上げを止める材料にならなかった

米労働統計局 (BLS) によると、10月の非農業部門の就業者数は16万5,000人増えた。8月と9月の数字も合わせて8万4,000人上方修正され、9月は2万9,000人から6万人になった。失業率は4.1%で、9月の4.2%から下がった。

賃金は、平均時給が38.00ドルで、前月比0.4%、前年比3.1%の上昇だった。雇用が弱ければ利上げを止める理由になったが、10月の数字は、労働市場がまだ引き締めに耐えていることを示した。残る判断材料は物価だ。

次に見るもの

  • 11月10日 (米国時間): 10月の消費者物価指数 (CPI)。BLS が午前8時30分に公表する。12月の会合の前に出る CPI は、これが最後になる
  • 12月8〜9日: FOMC (連邦公開市場委員会)。新しい経済見通しも出る。11月の CPI は会合の翌日の12月10日に出るため、会合は10月分までの物価の統計で判断することになる
  • ハマック氏とクック氏の発言: 10月に利上げを主張した2人が、雇用統計の後も同じ立場を取るか。各連銀と FRB のサイトの講演の欄で確かめたい

ことば

  • 政策金利の誘導目標 — FRB が銀行どうしの翌日物の貸し借りの金利 (FF 金利) について決める幅。上げると借り入れの費用が上がり、景気と物価を冷やす方向に働く。今回は3.75〜4.00%。
  • 地区連銀総裁 — 全米12の地区連銀のトップ。FOMC の会合には全員が出るが、投票するのはニューヨーク連銀総裁と、輪番で選ばれる4人だけ。投票しない年も発言は市場を動かす。
  • 雇用統計 — BLS が毎月出す、米国の就業者数・失業率・賃金の統計。FRB の利上げや利下げの判断で、物価と並んで最も重く見られる数字の一つ。

🔗 一次ソース

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