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SNAPSHOT 2026-11-06 07:30 JST

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📡 Signal|データセンターの住民投票、推進側の勝利はハーウッド1件

中間選挙と同日の住民投票で、データセンター側が勝ったのはノースダコタ州ハーウッドの1件。テック大手は資金と譲歩に動く。

LiveMakers Editorial Desk

📡 Signal|データセンターの住民投票、推進側の勝利はハーウッド1件

11月3日の中間選挙と同時に10州で行われたデータセンターをめぐる地方の住民投票で、推進側が勝ったのはノースダコタ州ハーウッドの1件だけだった。CNBC は Ballotpedia の分析と自社の集計から41件中40件が反対側の勝ちとし、Axios は43対1と数える。

投票が終わると、テック大手の課題は建設の技術や資金から、地域にどう認めてもらうかへ移った。Axios はこの動きを「現金と譲歩」と呼ぶ。テキサス州の知事選の記事の時点では途中集計だった投票の全体像と、企業の次の手を確かめる。

41件の中身

CNBC によると、投票はオハイオ州が21件と半数を超え、カリフォルニア、フロリダ、イリノイ、カンザス、メイン、ニュージャージー、ネバダ、ウィスコンシンにも広がった。CNBC の有権者調査では、56%がデータセンターを投票の決定的または主要な要因と答えている。

件数は媒体によって違う。CNBC の41件、Axios の43対1から計算できる44件に対し、Route Fifty は暫定結果で40件超と書く。差は開票の時点と数え方によるとみられ、どの集計でも「推進側は1勝」という結論は変わらない。

唯一の1勝の中身

その1勝も、推進の支持とは読みにくい。Route Fifty によると、ハーウッドで問われたのは、大規模な産業施設に独立した審査と公聴会を義務づける憲章の改正だった。約430人の投票者の75%がこれを否決した。

改正案が通っていても、すでに承認済みの Applied Digital のキャンパスは対象の外だった。データセンターそのものへの賛否を問う投票だったわけではない。

企業は資金と譲歩へ

Amazon は選挙の前から動いていた。AWS の Matt Garman CEO は10月2日、5年間で10億ドル以上を建設地の地域に出す「Built Together」を発表し、一緒に働く政府機関とはもう秘密保持契約を使っていないと書いた。もっとも、年に約2億ドルは Amazon の2026年の設備投資見込み約2,200億ドルの0.1%ほどで、公表された内訳も約2億ドル分にとどまる。適用は今後の案件のみで、過去の契約は見直さないという (Implicator)。

OpenAI はデータセンターを「コンピュート・キャンパス」と呼ぶよう求め、広報担当者は規模と役割をよりよく表す名前だと説明した。選挙後の政策の働きかけでは、新しいデータセンターの地域への還元策と、住民が建設に関与できる州法の提案も計画している (The Next Web)。

投票の後、Meta の Dina Powell McCormick 社長は建設が「より難しくなる」と述べた。11月5日の株式市場は、この見方を半導体株の売りで表した。

改称と資金は、住民の不満に答えるか

CNBC によると、住民の主な懸念は水と電力の負担だ。Axios の見出しが並べる譲歩も、この不満に向けられている。テキサスのヒノホサ氏の条件も、料金の負担の証明、補助の廃止、秘密保持契約の禁止に重きを置いていた。改称は、この3点のどれにも直接には答えない。

建設の費用は、これから上がる方向に動く。電力と送電の費用を企業が持ち、地域に資金を還元し、審査に時間をかければ、1ギガワットあたりの費用は上がる。資本の出し手から見ると、AI のインフラの計算には、地域の合意の値段という項目が1行増えた。

次に見るもの

確認先は Ballotpedia の2026年のデータセンター関連の投票の一覧で、確定の結果が順次載る。次の投票は12月のアーカンソー州とノースダコタ州で予定されている (Route Fifty)。企業の側では、Amazon が約束した地域ごとのエネルギーと水の年次の報告が、最初の検証材料になる。

ことば

  • 住民投票 (ballot measure) — 州や郡、市が特定の議題を有権者に直接問う仕組み。データセンターの禁止や一時凍結、建設の条件の上乗せが議題になっている。結果はその自治体の中でだけ効く。
  • 秘密保持契約 (NDA) — 交渉の中身を外に出さない約束。データセンターの誘致では、企業名や電力・水の使用量を住民が知らされない原因として批判されてきた。

🔗 一次ソース

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