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SNAPSHOT 2026-11-06 07:30 JST

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📡 Signal|Kraken 親会社 Payward、流通市場で AAVE を取得

Payward の関連ファンドと顧客が流通市場で AAVE を取得した。金額は非開示。6月に報じられた株式込みの案とは形が違う。

LiveMakers Editorial Desk

📡 Signal|Kraken 親会社 Payward、流通市場で AAVE を取得

Kraken の親会社 Payward は11月5日、関連の投資ファンド Digital Asset Special Investments I, LP と同社の顧客が AAVE トークンを取得したと発表した。Aave の公式 X によると、取得は流通市場で行い、Payward は今後さらに買い増す可能性がある。

取得の金額は開示されていない。分散型の貸付の大手 Aave に対し、米国の暗号資産大手の親会社が、トークンの保有という形で立場を明らかにした。6月に報じられた案との違いが、この発表の読みどころになる。

発表に書かれていること

Aave の投稿と CoinDesk の報道から確認できるのは次の点だ。

  • 買い手: Payward の関連ファンドと、その資産運用の顧客
  • 買い方: 流通市場での購入。Aave からの直接の割り当てではない
  • 今後: 追加の取得がありうる。両社は将来の取り組みでの協業の機会を探っている
  • 発言: Payward の Gurpreet Oberoi 氏は、オンチェーンの信用市場と DeFi への長期の確信を映した投資だと語った

書かれていないことも多い。金額に加えて、協業の中身も、取得した AAVE で統治の投票に参加するかどうかも、発表は示していない。

6月の案と、何が違うか

CoinDesk は6月25日、Payward が Aave の株式15%を評価額3億8,500万ドルで買う交渉をしていると報じた。条件には25万 AAVE と Aave Group の普通株が含まれ、対価は3万5,000 ETH とされた。Aave 創業者の Stani Kulechov 氏はその日のうちに、70%の割引で AAVE を売ることはないと否定した。一方で、Aave Labs が持つ AAVE の購入を複数の市場参加者と話してきたことは認めている (The Block)。

今回の発表に株式への言及はない。CoinDesk の情報源は、取引の内容が変わったと説明する。

流通市場で買えば、代金は売り手に渡り、Aave Labs にも DAO にも入らない。6月に報じられた相対の取引に比べて、Aave の側に新しい資金は来ないが、価格の条件で争う必要もなくなる。CoinDesk の情報源はこの点を、連携の姿勢を示すものと位置づける。

買い手が見ているもの

CoinDesk が引く Aave の説明によると、ネットの預け入れは約330億ドル、貸出は約110億ドルにのぼる。この規模の貸付市場が、規制と伝統金融の側に近づいてきた。

今週だけでも、Aave Labs らが DeFi 貸付の証券法の分析を SEC に出し、Aave V4 で SpaceX の株式トークンを担保に借りられるようになった。Payward は取引所 Kraken を運営する親会社で、資産運用の事業を広げている。流通市場での取得は、その配分先の一つとして AAVE を選んだという表明として読める。

保有の開示のされ方は、ETF を通じて持たれる BTC や ETH とは大きく違う。現物 ETF なら報告書に保有量が出るが、ファンドと顧客が市場で買う AAVE は、本人が明かさない限り外から金額を特定しにくい。

次に見るもの

確認先は Aave のガバナンスフォーラムと Payward の次の発表だ。協業の中身が提案として出れば、取得の目的が具体的になる。統治の投票に Payward に結びつく動きが出るかも、同じ場所で確かめられる。Kulechov 氏が6月に予告した、買い戻しを含む「Aavenomics 3.0」の設計が出てくるかも合わせて見る。

ことば

  • 流通市場 — すでに発行されたトークンや株を、投資家どうしが売買する市場。発行体から直接買うのと違い、代金は発行体ではなく売り手に渡る。割引の交渉がなくなる代わりに、大口の買いは価格を動かしやすい。
  • AAVE — 分散型の貸付の仕組み Aave の統治トークン。保有者は手数料や担保の条件などの提案に投票でき、2026年4月に収益を DAO と保有者に振り向ける提案が可決された。

🔗 一次ソース

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