SNAPSHOT
BTC/USD$78,182+1.1%
ETH/USD$2,312.93+1.2%
Coinbase(perp)$143.00+2.3%
S&P 500(perp)7,649.00+1.3%
米テック100(perp)28,261.00+0.2%
日経225(perp)62,722-0.7%
EUR/USD(perp)1.1261+0.6%
USD/JPY(perp)158.330+0.2%
Gold(perp)$4,046.40+2.1%
WTI(perp)$93.24-1.4%
米10年金利4.95%+0.8%
BTCボラティリティ(BVIV)40.34-5.2%
審査状態: auto_collectedソース: collected_liveas-of 23:03 JSTパケットID: alt20_2026110423トップの市場価格は Hyperliquid 上の先物(perp)価格です(米10年金利は米財務省)
SNAPSHOT 2026-11-04 23:03 JST

Signal

📡 Signal|ビットコイン先物、中間選挙の安値から8万1,000ドル台へ反発

ビットコインの先物が中間選挙の開票序盤の安値7万5,687ドルから約13時間で8万1,177ドルまで反発した。市場が値を付けたのは勝敗より、不確実さの解消だった。

LiveMakers 編集デスク

📡 Signal|ビットコイン先物、中間選挙の安値から8万1,000ドル台へ反発

ビットコインの先物 (Hyperliquid の永久先物) は、日本時間11月5日の午前0時すぎに8万ドルを超え、0時台に8万1,177ドルの高値を付けた。前日11月4日の正午ごろには、米中間選挙の開票の序盤を受けて7万5,687ドルまで下げていた。安値から高値まで約13時間で、上げ幅は約7%になる。

開票は民主党の上下両院の奪還で決着した (開票の結果)。下げたのは結果が見えない間で、上げたのは結果が出たあとだった。市場が値を付けたのは勝敗そのものより、不確実さが消えたことのほうだ。LiveMakers は8万ドル到達を速報で伝えた。

1日で描いた V 字

Hyperliquid の1時間足で、主な節目は次のとおりだ (時刻は日本時間)。

  • 11月4日 正午台: 安値7万5,687ドル。開票の序盤で民主党の大勝の見方が強まった時間帯
  • 11月4日 午後: 7万8,000ドル台へ戻し、夕方から夜は7万8,000ドル台前半でもみ合い
  • 11月4日 午後11時台: 7万9,630ドルまで上げる
  • 11月5日 午前0時台: 8万ドルを超え、高値8万1,177ドル
  • 11月5日 午前1時 (本稿の取得時点): 8万0,442ドル。前日比で約3.6%高

CoinDesk の11月4日の速報欄によると、米国の取引時間に入ると株価も上げ、ナスダック総合指数は2.2%、S&P 500 は1.8%上昇した。ビットコインだけの動きではなく、リスク資産全体が前夜の下げを取り戻した。

市場が見たのは結果より確定

CoinDesk は、前夜の下げを「民主党の圧勝への賭けが市場を揺らした」と伝え、その後の戻りを中間選挙の不確実さが薄れた V 字の反発と書いた。TDX Strategies のディック・ロー氏は「はっきりした結果は政治の不確実さを解消する」と述べ、Paradigm のニコラ・カトラヴォー氏は「結果よりも、不確実さが消えることが大きい」とした。

Decrypt では、Bitwise のアンドレ・ドラゴシュ氏が民主党の圧勝は「おおむね織り込まれていた」と話し、CoinShares のジェームズ・バターフィル氏は、選挙よりも実質金利・ドルの流動性・上場商品の資金の流れのほうが重いと述べた。開票の夜の下げは、結果の中身への反応というより、どちらに転ぶか分からない数時間に持ち高を落とした動きだったことになる。

議会の構図は、ここからの材料として残る。議会を通す必要のある暗号資産の法案は、2027年1月からは新しい多数派のもとで審議される。今回の上げは「決まったこと」への安心で、その議会が何を決めるかは、まだ値に入っていない。

先物の持ち高

本稿の取得時点で、Hyperliquid の BTC 永久先物の建玉は約4万1,575 BTC (約33億ドル)。資金調達率 (ファンディングレート) は1時間あたり0.00125%。Hyperliquid が金利の分として常に乗せる基準の水準 (8時間で0.01%) そのもので、先物の値段が現物を上回って買いが偏っている状態ではない。Cointelegraph などの報道は、売りの持ち高の強制決済 (清算) が8万ドル前後の上げを速めたと伝えている。

7%の上げのあとでも、資金調達率は基準の水準から動いていない。上げを運んだのは新しい買いの積み増しより、売りの側の買い戻しだったと読める。ここから買いの持ち高が積み上がれば、資金調達率が基準を上回って動き始める。

次に見るもの

確認先は2つある。1つは、米国の現物ビットコイン ETF の11月4日と5日の資金の出入りで、Farside Investors の日次の集計表に翌朝 (日本時間) に載る。選挙後の上げに ETF の買いが伴ったかが分かる。もう1つは、バターフィル氏が挙げた実質金利で、米財務省の日次の実質金利の表 (Daily Treasury Par Real Yield Curve Rates) の10年物が、上げのあとにどちらへ動くかを見る。

ことば

  • 永久先物 (perp) — 満期のない先物。現物の価格との差を、買いと売りの間で定期的にやり取りする資金調達率で埋める。Hyperliquid では1時間ごとに払い、基準の金利分として8時間で0.01%を乗せる。
  • 建玉 — まだ決済されずに残っている先物の持ち高の総量。上げの局面で建玉が増えると新しい資金の流入、減ると持ち高の解消を示すことが多い。
  • 清算 — 証拠金が足りなくなった持ち高を、取引所が強制的に決済すること。売りの持ち高が一斉に清算されると、その買い戻しが値上がりを速める。

🔗 一次ソース

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