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Review status: auto_collectedSource: collected_liveas-of 18:03 JSTPacket ID: alt20_2026102418Top-page market prices are Hyperliquid perpetual-futures prices (US 10Y from the U.S. Treasury).
SNAPSHOT 2026-10-24 18:03 JST

Signal

📡 Signal|Arthur Hayes、Maelstrom の方向性ポジションを全て手仕舞い

Arthur Hayes 氏が Maelstrom の方向性ブックを全て閉じ、ETH・ENA・UNI などで利益確定。「下げてから上げる」として安全の合図まで様子見に。

LiveMakers Editorial Desk

📡 Signal|Arthur Hayes、Maelstrom の方向性ポジションを全て手仕舞い

BitMEX の共同創業者で、投資会社 Maelstrom を率いる Arthur Hayes 氏は10月24日 15時18分 (日本時間)、X で Maelstrom の「方向性ブック」(相場の上げ下げに賭けるポジション) をすべて閉じたと書いた。ETH・ENA・UNI などで利益を確定し、「下げてから上げる (we gotta go down to go up)」と見通しを示した。

理由に挙げたのはマクロと地政学の不穏さで、「all clear (安全の合図)」が出るまで様子見に回るという。お金の刷り増しが暗号資産を押し上げると繰り返し書いてきた投資家が、目先の相場からは手を引いた。

投稿が言っていること、言っていないこと

投稿は英文で数文の短いものだ。書かれているのは次の 4 点に限られる。

  • Maelstrom の方向性ブックをすべて手放した
  • ETH・ENA・UNI と、そのほかの小型銘柄で利益を確定した
  • 相場は一度下がってから上がると考えている
  • マクロと地政学が危うく見えるので、安全の合図が出るまで傍観する

書かれていないことも多い。ポジションの大きさ、手放した時刻と価格、BTC をどう扱ったかには触れていない。「方向性ブック」と限定しているため、相場の方向に賭けない運用や、未上場企業への投資のような別の持ち分がどうなったかも、この投稿からは分からない。売買の規模も推し量れない。
■ 投稿の直前まで、相場はすでに下げていた

Hyperliquid の先物 (perp) の価格で見ると、名前の挙がった銘柄は投稿の前の数日で値を下げていた。10 月 21 日の日足の終値 (協定世界時) から、24 日夜の取得時点までの動きは次のとおりだ。

  • ETH: 2,473 ドル → 2,370 ドル (約 4.2% 安)
  • ENA: 0.2137 ドル → 0.1908 ドル (約 10.7% 安)
  • UNI: 7.449 ドル → 6.872 ドル (約 7.7% 安)
  • BTC: 8 万 4041 ドル → 8 万 661 ドル (約 4.0% 安)

それでも「利益を確定した」と書いている以上、これらのポジションは手放した価格より安い水準で入っていたことになる。下げの初めで手を引いたのか、下げを確かめてから降りたのかは、時刻が書かれていないので決められない。

9 月の論考と同じ順番の見立て

Hayes 氏は 9 月 21 日の論考「Safety First」で、AI 開発各社が開発のペースを落とすのは需要の弱さの表れだと論じた。計算資源の需要が落ちれば、米政府が「最後の買い手」として計算資源を買うか、AI 関連の債務を抱えた保険会社を救うかのどちらかに動き、いずれにしてもお金の刷り増しが Bitcoin と暗号資産の価格を押し上げる、という筋立てだ。

その論考で引き金として挙げたのは、投資適格とされる AI データセンター向けの証券化債務の格下げだった。先に信用の傷みが表に出て、そのあとに政策の救済が来る。「下げてから上げる」という今回の言い方は、この順番と重なる。長い目で見た強気を捨てたのではなく、救済の前に来る下げを、ポジションを持たずにやり過ごす構えだ。

一人の投資家の売買が相場の向きを決めるわけではない。ただ、Hayes 氏の投稿や論考は暗号資産の市場で広く読まれ、マクロの見立てを相場の言葉に置き換える役を果たしてきた。その人物が「安全の合図」を待つと書いたことで、合図が何かを先に知っておく意味が出てくる。

次に見るもの

確認先は 2 つある。1 つは Hayes 氏の論考を載せる「Crypto Trader Digest」(cryptohayes.substack.com) の次の号だ。9 月 21 日の「Safety First」のあと 1 か月あまり新しい号が出ていない。次の号で、何を「安全の合図」とみなすのかが書かれるかを見る。

もう 1 つは本人の X アカウント (@CryptoHayes) で、再び方向性のポジションを取ったと書く投稿が出るかどうかだ。その時点の価格が 10 月 24 日の水準より下にあれば、「下げてから上げる」の前半が実際に起きたことになる。

ことば

  • 方向性ブック — 相場が上がるか下がるかに賭けるポジションの束。値動きの差だけを狙う運用や長期の投資と分けて管理する呼び方で、Hayes 氏は今回この部分だけを閉じたと書いた。
  • ENA と UNI — ENA は合成ドル USDe を発行する Ethena の、UNI は分散型取引所 Uniswap のトークン。どちらも ETH の上で動く主要な DeFi の銘柄として、名前が挙がった。
  • 先物 (perp) — 期限のない先物の取引。現物を持たずに価格の上げ下げに賭けられる。本文の価格は Hyperliquid の先物の価格で、現物の取引所の価格とはわずかにずれることがある。

🔗 一次ソース

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